GWになり、小4くらいに転校した息子の友達が遊びに来た。

 

中1になって背が伸びたかな。大人っぽくなったかな。

声変わりしたかな。と思っていたけど、あまり変っていなかった。

他の同級生も自宅に呼んで、みんなでゲームをする。

 

小4の頃とあまり変りがない遊び方、話し方、接し方。

 

息子とは何となく波長も合う子なだけに、転校したのはとても残念。

久々に会って、何か感じることがあれば良かったかなと思う。

 

 

中1になって4日間だけ登校しただけで、あとはお休み。

GW中の登校も無いだろうな。

 

学校は行かなくてもいいからという選択肢を与えても

当たり前のように「行くよ」という息子。

夜、行く準備は何も言わなくてもするけれど、翌朝には行けない状態。

ハードル高いから、別室登校なども提案する「ヤダ」と。

支援学級なんかも良いとは思うけど、それも拒否。

「普通の教室に行きたい」と。

 

学校の話を聞くと、支援学級なんかとても息子には合うと思う。

登下校は他の生徒に極力会わないように配慮されているし、

少ない人数で先生も数人居て、まるで個別授業のような感じ。

自分の好きなペースで、好きな勉強も出来る。

 

理想的な教室だと思う。

 

 

先日、教育センターで話を聞いた時に、面白い事を聞いた。

 

今は支援学級なんかは、医者の診断があるか、

テストを受けて何かしらの障害がある子だけが入れるようになっている。

 

でも昔はもっと緩くて、校長先生のOKがあれば入れたらしい。

そうすると、障害などはないけれど不登校の子や、集団が苦手な子、

一部の勉強だけが出来る子などが支援学級に通うようになってきて、

そういう子って頭が良い子が多く、学年のベスト3に支援学級の子だったり、

偏差値の高い高校に合格する子が多くなってきたため、

他の父兄から「うちの子も支援学級に入れたい」という要望が増えたらしい。

そして、ある時から普通教室に通う子と支援学級に通う子の人数が同じくらいになってきて

先生も不足し、自治体の予算も付かないから、支援学級に入る基準を厳しくしたようです。

 

だから今では医者の診断かテストを受けて障害がある子のみが通えるようです。

 

うちの息子は「そういう教室はヤダ」と言っているから無理だけど、

もし支援学級に入れたければ、テストを受けなければいけないし、

障害なしと判断されれば入れないみたい。

 

っていうか、これって今の30人クラスよりも、

少数クラスの方が学力向上するという証拠ですよね。

個別指導の塾感覚。

 

 

息子なんて、とても向いている教室なんだけどなぁ・・・。

 

 

もし学校に行かない選択をした場合、誰が勉強を教えるか・・・。

小学校までなら親も教えることはギリギリできた。

けど、中学の教科書をみながら

「あれ?教えられるかな?」「とりあえずやり方思い出さなきゃ」というのが多い。

親がそう思うってことは、今まで使わなくても問題がない勉強ってことだな。

今までの人生で使ったことない勉強。

 

方程式も簡単なのは使うけれど、複雑になったら使わないし、

関数って何だっけ??元素記号とかも怪しいし・・・

そもそも、大人でも都道府県がどこにあるかわからない人が大勢いるし、

主要な国、都市もわからない人もいます。

私も、歴史の平安、鎌倉あたりは苦手だしなぁ。

古文や漢文もそう。

 

まぁ、それでもそこそこ問題なく、仕事して生活は出来ています。

 

小数点の計算はするけれど、分数の計算なんか使わないしなぁ。

 

学校の勉強って何だろうね。