上海に行ってまいりました。上海では、かとう師範大学でかなりExtensiveな心理学実験棟ツアーをしていただきました。そこには分子、脳波、遺伝子、行動などの多方面から人間の行動を探ろうと、合計で数億はするであろうという機器がそれぞれに分かれた個室に設置されていました。
あれだけの設備は国内では理研と岡崎生理研にあるかないかでしょう。ツアーを行ってくれた学生さんの英語は非常に流暢でした。またツアーをアレンジしてくださった馬さんの話によると設備面では国内では5番目くらいでしょうと言っていました。日本であれだけの設備を備えている場所があるかないかほどなのに、中国では5番目くらいだというのです。中国の底の深さを思い知るとともに、今後の研究成果が待ち望ましいような恐ろしいような気持になりました。間違いなく、あそこには真実の可能性が潜んでいました。
その後、今後の方向性について話し合い、馬さんとは別れました。
夜は、上海で仕事をしている高校時代の友人と、大学時代の友人と一緒に食事をしました。
高校を卒業してから9年、大学を卒業してから4年の月日が流れています。お互いにそれぞれ近況を話し合いながら、なんだか大人になったんだなあと実感しました。
特に僕はいまだ学生で、2人は社会でしかも海外で働いており、うまく説明できませんが、すごいなあと感心しきりでした。
考えてみれば不思議な三人で不思議な場所で会ったものです。それぞれがそれぞれの道を歩み、思いがけず上海の町で再会し、なぜかピザを囲んで僕は青島ビールを飲んで、語り合いました。
やはり学生時代の友人というものはいいもので、それぞれに成長した部分もありながらお互いに何も変わっておらず、久しぶりにリラックスした気分を味わえました。2人もリラックスしてくれたようでよかったです。
僕にとって上海はとてもモダンで割ときれいでいい街だなと思ったのですが、2人は長くいる場所じゃないと言っていたのが印象的でした。だからと言ってすぐに中国を出ようというわけではないと思いますが、旅行者には見えない、現地で生きているからこその言葉だろうなと思ったのです。
そして僕たちは笑顔でわかれて、2人は明日の仕事へ、僕は日本に向かったのでした。
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