少数を分数に変換する問題の復習をやってました。
皆さんは下の問題の答えをどのように導きますか?↓
0.75=?
私が小学生の頃に習った解き方は、
0.75=75/100
÷25で約分して、
=3/4
という感じでした。
で、息子はというと、
0.75=3/4
とすぐ書いてたので、
「どうやって解いたの?」と聞いたら、
1.00-0.75=0.25
0.25=1/4
0.75=3/4
と考えて解いたらしい。
それで、
「じゃあ、0.23=?はどう解くの?」
と聞いたら、
しばらく間があいて、
0.23=23/100
が出てきました。
おそらく、上でおしえてくれたやり方を辿って、
旅に出てたので、しばらく間があいたのだと思います。
でもさ、
私が小学生の頃に教わったやり方だと、
すぐ23/100が出てくるじゃない?
でね、
息子の独特なやり方って、
まるで原始人が算数やってるみたいだなって思った。
そして私が教えられた解き方は、
産業革命期ぐらいの算数だなって。
というのも、
産業革命期算数は、
再現性が高くて、効率化されてる。
ま、それが日本式算数なんだと思うのよ。
でも原始人算数は、
もっと原始的で、なんていうか、イメージ化可能な概念的な算数なのよ。
0.25=1/4が、ケーキ🍰のピースの1つにイメージ化できるような。
数の概念が少し時代を経て発展したような算数。
原始時代フェーズの算数なんだよね。
で、原始時代フェーズの算数をやってる人に、
産業革命期フェーズの算数のやり方はまだ理解が難しい。
また、息子からすると、
0.75=3/4を、75/100にして÷25で約分するほうが、わざわざ難しくしているようにも見えるみたい。
でも他の数字でも再現出来るでしょ?
だから産業革命期フェーズの算数かなって。
で、
わたし、
この、時代フェーズの違いに今気付いたわけですけど、
これに気付くまでに、
なんでわかんないの?!って頭を抱えてたわけですよ。
たぶん、算数が苦手な子あるあるだと思うんだけど、どうでしょう?
でも本当は算数が苦手とかではなくて、
産業革命期フェーズの算数を教えられても、
こちら原始時代なのでわかりませんよっていう話だったという。
で、現代は時代がまたちょっと変わってきて、
大量生産&大量消費時代も終わってきているので、
そして総クリエイター時代に入ってきているので、
原始人算数を発展させていく方向でも良いかもしれません。
原始人算数を発展させていければ、
そのうち産業革命期算数がなぜこのように成立するのか?がわかるようになっていく、
そういう数学になるので、
いいと思います。
そんな気がしてきました。
ちなみに私の研究だと、
息子のような原始人算数をやってる子は
カーンアカデミーが合うと思います。
カーンは概念的なことを丁寧に説明してくれるので、原始人算数を発展させていくプロセスをとれると思います。
もうこのまま伸ばそう。