学校見学。 | Hammer`s Baby blog*      

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ほんのりアートな日記♪

公立小学校の学校公開週間で、
近所の数校の学校に見学に行きました。

私立は、学校の教育方針が独自にあって、
教師の異動もないので、
教師1人1人の目指す教師像が一貫してるのだけど、

公立は、やはり教師によって目指す教育、大事にしている点がそれぞれな印象。
だから、一つの学校に、いろんな先生がいますね。

かと言って、
それでも学校によって、伝統的に受け継がれてきている特色があって、
例えば、食育に力を入れていたり、体育に力を入れていたり、環境問題に取り組んでいたりと、
公立学校と一言に言っても、それぞれありますね。

その特色はどこで見分ければ良いかと言うと、
HPで明記されてあれば、それが一番わかりやすいですが、
総合的な学習の時間や、学活の授業なんかで
扱っているようなので、

学校公開の受付で貰う日課表で、
総合的な学習の時間や学活のタイトルを
チェックするとわかるかなと思います。

どんな先生がいるかというのは、
私の場合は、教室の外に貼られている
生徒の掲示物(絵画作品や絵日記の絵)をよく見ます。

学年同じテーマの課題でも、
担任の先生によって、クラスの生徒の作品全体に、
何かしら特徴的な統一感があるんです。

例えば、あるクラスは、
絵のベタ塗りの部分を余白や塗りムラがないよう
に描かれているのが特徴だったり、

またあるクラスは、生徒の作品1人1人の描いた絵も題名も、バラエティ豊かで、ユニークだったり、

また逆に、これといった特徴も見当たらない、
もはやそれが特徴というようなクラスもある。

で、
塗りムラのような、
描画のスキルに観点がある先生は、
生徒のほとんどがそれが出来ているということは、
他のスキルも、教え込むのは上手だろう、とか思ったり。

バラエティ豊かな作品を描かせられる先生は、
1人1人の個性を捉えて、温かく見守っているだろう、とか。

あと、とくに生徒の作品全体から特徴が見当たらないクラスは、なんでだろう?と思って、
そのクラスの授業を参観すると、

なんか、無表情で、はみ出た生徒を淡々と注意して、淡々と授業を進めて、声も小さい、
なんか生徒や保護者と話したりするのかな?とも思えるような、そんな先生。。

なんだろう。

でも、だから、特徴が出ないのかも、
とも思ったし、
特に、何かこうさせたいと思って指導して描かせたわけじゃないのかも。

あともう1クラス、
特徴が見当たらないクラスがあって、

そこは先生がやたら威圧的で、
朝顔の鉢を移動させるのに、
生徒は大人しく従ってるのに、
「その向きじゃない!」って1人で怒って
自分で向きを直してる先生もいた。

教室でも生徒はビシッと座ってて、従順だけど、
手を挙げて発言する子は少ない。
でも挙手をしてる子どもの手が、指先までビシッと揃ってた。

だけど生徒たちの描く絵に、
クラスの特徴が出て来ないから、
もしかしたら、その先生は
そこばっかりなのかもしれないとか思ったり。

なんだろう。

担任の先生の教育に対する考えが、
ちゃんとあれば、
わりと生徒たちの絵にわかりやすく出ると思うのだけど、中には出てこないクラスもあって、
それで先生の振る舞いを見てると、
なんか心配になる感じで。。

(高学年のほうは、図工専科の先生が授業を担当してたりするのでわからないのですが。)

公立は、教育の仕方がさまざまな、
いろんな先生がいるなと思う。

あと、PTAも、取り組みが主体的なところは、
何かしら学校の中に存在感があって、

例えば、広報誌が受付で配られていたり、
読み聞かせ部のお誘いの掲示物が貼ってあったり。

また、そういうのが全く見えてこない学校もあるので、PTAも様々なんだなと思った。