今、日本の学校教育界では、
「21世紀型の学び」というトレンドがあって、
だいたい以下の3つのことを、そう言うそうです。
1.アクティブラーニング
2.ICT
3.英語教育
これらは、
コンピューターテクノロジーの発展が著しい昨今において、
今後の時代に必要とされる人材の育成を図るために導入されてきているものとのこと。
アクティブラーニングは、
一般的には「能動的な学習」と呼ばれるものですが、
なんだかわかりにくいので、
私はこう解釈している↓
実際の教育現場では、
教師がアドバイザーとなり、
生徒が主体的に探究する活動を通して、
その探究方法を知ったり、
思考力や創造力、発信力などの力を磨くためのもの。
ちなみに、このアクティブラーニングを扱った授業を多く取り入れてる学校の、
教師と生徒の関係性が、
素晴らしいものになっていると感じることが。
例えば、運動会で見たのだけど、
先生がある生徒に、こうして欲しいと告げると、
生徒は、そうだね、わかった!という感じで
動くのです。
生徒が先生の言うことに対して、
一瞬、思考し、賛同して動く感じなのです。
怒られないように言うことをきく、とか、
先生が言うことが絶対だから従う、とか、
そういう次元じゃないのです。
2.ICTは、Information and Communication Technology の略で、
勉強不足でざっくりとしか書けないんですが、
より良い教育実践のために、
コンピューターテクノロジーを利用すること。
何を活用しているかというと、
iPadとかノートPC、AI(人工知能搭載)ロボットとか、セキュリティーシステムに関することとか、様々あるようです。
他にも、情報リテラシー教育とか、プログラミング教育とかも、これに付随すると思います。
3,英語教育
日本の小学校も、
私の知っている公立小学校では、
一年生で、1年間に5回~週1時間、
私立小学校では、一年生で週2時間~3時間が多い。(中にはそれ以上、または国語以外の授業を英語を使って行う学校も出てきている。)
英語教育をする意義については、
ある学校は、「日本語だけだと情報が偏るから」だと言う。
いずれも、
この21世紀型の学びと言われる、
新しい教育のスタイルは、
文科省も何かしら導入の方向で動きがあるけれど、
現状は、私立と公立で、
だいぶ導入に差があるような印象。
もう数年もすれば、
導入の早い学校の実績や効果を参考に、
バランスの良い程度に、差が均されていくのかな、というふうに思うけれど、
しばらくは、やっぱり教育の移行期で、
学校によって、とくに私立が、我が校はコレゾ!というのを打ち出して試行している段階だという印象です。