昨日、区の体操教室へ行ってきました☆
普段、インター幼稚園に通っており、
私も最近、いろんな外国人の生徒や保護者や先生方が、
「なんだか同じ日本人に見えてきた」という境地に至っていたので、
久しぶりの公の教育現場で、
「おお、そうだ、そうだった。日本人ってこんな感じだった。」と、
自分の勘違いにハッとし(笑)
なんか不思議な感覚をおぼえました。
あくまで私の経験に基づく主観なのですが、
日本の公教育(幼児期)の現場って、
超平たく言うと、「大人っぽい」んですよね。
子どもにあくまで自主性を求める意識が強く、
先生が「今からこれをします。」と言って、
それをしない子が居ても、
子どもが自分で気持ちを切り替えて、自主的に参加するまで待つというスタンス。
だから、参加しないうちは、ほっとかれている、という姿をよく見ました。
だけど本当の意味で“ほっとかれている”のではなく、
あくまで“自主的に参加する”のを先生たちは待っているという。
そして、先生は皆にとって平等な存在であるという共通認識があって、
当然、甘えたりする存在ではなく、
幼児期の子どもが“大人”のように自立していることを求められている。
子どもは子どもで、それに順応してちゃんと応えているといった印象。
子どもたち同士のやりとりも、
結構シビアで(笑)、おませさんというか、大人っぽいな、と感じました。
そんな印象です。
一方、息子が通うインター幼稚園はどうかというと、
これもあくまで主観なのですが、
“子どもは子どもなので、大人が与えてやる”
というスタンスなんじゃないかなと思います。
参加しない子が居たら、
「おいで。」と言ったり、興味を抱かせようとアクションをとっていて、
それでもこなかったら、
本当の意味でほっとかれているというか、
“先生も人間ですからすねますよ。”みたいな感じw(※あくまで私の主観です。)
私はそれはそれで自然なコミュニケーション感覚に思えて、
嫌いじゃないです。(笑)
先生の背中に子どもが乗っていたり、
子どもが足に絡まって引きづられていたりする姿もよく見かけます。
そういうスキンシップは、結構多いようです。
たぶんここは、日本人感覚だと、「えぇ?先生ってそんなんで良いの?」ぐらいに
抵抗感があるところじゃないでしょうか。
私も良いのかな、、と思っていました。
ただよく見ていると、
先生はリーダーシップを発揮して、
いかに子どもを引きこむことができるか、
そうやって与えたいものをいかに与えてあげられるか、
というような価値観があるように思います。
なので、リーダーシップの一環のようなものだと、
私は解釈しています。
やっぱり「聞いてください」とそこに労力を多く使わなくとも、
子どもが「なになに?次何するの?」と集まってくるという、
先生と子どもの距離感が近いけど、
そこには絶妙に教育が成り立っているのだなと思います。
体操教室を通して、
久々にちょっと思い出したというか、カルチャーショックを受けたというか(笑)
きよしろう本人はというと、
みんなと体を動かしたりするのが、単純に楽しそう(笑)
友達と一緒に入会したわけではないので、
すでに友達同士で固まっちゃってる環境もある中、
「2~3人で手をつないで走りましょう」という種目の時に、
取り残されちゃって、
どうするのかなぁ?と母は内心ハラハラしていたんですけど、
自分から近くのグループに声をかけにいってて、
それでも、なんかもめている?ようだったのですが、
結果的に、グループの輪に入って一緒に笑顔で走っていました~。
他にも、なんか洗礼を受けてましたけど(笑)、
本人はいたって楽しそうなので。
母は、インター幼稚園のファミリー感とのギャップを感じながらも、
日本の園児たちの大人っぽい社会経験もまた、
きよしろうにとっては良いのだろうと思い、
“堪えて、見守る”
=信じる
を胸に、見守っていこうと思います。笑