きよしろうの通う保育園は、
3歳までの保育園。
1歳半から3歳までは、うさぎ組。
1歳半未満は、ひよこ組。
という、2クラスしかないのね。
去年は、ギリギリ1歳半だったため、
うさぎ組最年少だったきよしろう。
入った当時は、
言葉もままならず、
体も小さく、
たまに、同じ組のお兄ちゃんお姉ちゃんたちに
世話をやかれながらの保育園生活でした。
そして、今年度もうさぎ組なんだけど、
ついにきよしろうもお兄ちゃん的存在になるわけです。
今日は、今年度初の登園日。
いつもの時間にお迎えに行くと、
先週まで居たお兄ちゃんお姉ちゃんたちが
ごっそり居なくなってて、
代わりに、
ひよこ組からの持ち上がりの子や、
言葉もままならない1歳代と思われる
ちびっこたちが、ごっそり入ってきてた。
あれれ。
ちびっこだったきよしろうが、
なんだか大きく見えるぞ。
あたし、なんだか熱いものが込み上げてくる。
涙が出そうな、この気持ちは、
一体なんなんでしょう?
いとしさと。
せつなさと。
心強さと。
ああ、まさに。
テツヤは上手いこと言う。
保育園の玄関を出て、
自転車のところまできたら、
きよしろうが、
「○○(お友達の名前)、いない。あした、いる?」
って言ってた。
あたし、思わずきよしろうをぎゅう。
「いっぱいお兄ちゃんお姉ちゃんから
遊んでもらったみたいに、
きよちゃんも、うさぎ組の頼れるお兄ちゃんになろうね。」
そんな話をしながら帰ってきた
初日でした。