桝井ドーフィンが冬の低温で枯れてしまうので、代わりに栽培できるものを探してた。

試行錯誤じつに10年ぐらいか。

もらった品種も多数あったので、那須高原に植えたりしたが、植え替えのショック(衰弱)と冬の低温で、それらはほとんど枯れてしまった。

毎年マイナス10℃ぐらいまで達する模様。

 

 ともあれ、失敗と欠点の数々を列記するのは気がすすまんので、結果論から。

ロンドボルドーがいいね!。

模索を10年近く、ながーい期間をかけても、結果を書くのはたったの1時間未満だから、情報ってあっけないね。

 

2019年9月1日 撮影

 

 他の品種でいえば、蓬莱柿という品種が耐寒性最強らしいけど、熟期が遅くて10月以降なので那須高原では熟さないまま冬になっちまいそう。

ホワイトゼノアという品種も耐寒性強いらしいけど、実が固いというか、これも熟期がやや遅めで、やや未熟なものでも煮込むにはいいかもしれんけど・・・。

調理が苦手なオレとしては、ナマで食べても美味しいイチジクがほしい。

 

 那須高原だからといって、家庭のイチジク栽培が皆無ではなく、少数ながら散在しているのは見て確認している。

ホワイトゼノアのようで、それらはあまり完熟している様子でもなかったが。

 

 というわけで、はやいうちに熟す早生品種がオレの条件だったので、セレストブルーというイチジクも候補にしてたが、もらったセレストの苗木、秋に植え替えたら冬期中に枯れてしまった。

うーん。

うまくいったロンドボルドーにしても、冬期に枝がかなり枯れ込むんだぜ。

だからロンドボルドーを植えたらからといっても栽培は楽勝ではないんだが、完全に枯れ込むわけでもなく、根元からの再生枝にも実は成るので、これでもうヨシ!としよう。

 

2019年9月12日 撮影

 

 成って熟してから改めて気付いたんだけど・・・、遠距離だからたまにしか行けず、その間に果実が腐ってしまう。

耐寒性を重視、重視とそれに気をとられていたがな。

日持ちがしない果実は、遠隔地の畑に植えるのはそもそも不向きなんだな。

 

 だから代わりにさ、キウイフルーツを代わりに植えておけば良かったんじゃねえか?、と思ったが、今頃気付いている有り様。

(キウイなら追熟が必要なので収穫時は固いまんまだし、ハクビシンにも食われずに済む)

 

 あ、味?。

適度に熟したロンドボルドーはうまいよ。

9月には残ってたブルーべリー果実は、ほとんど腐ってしまっているので、食べられるイチジクが少しでもあれば、はるばる遠距離をかけて来てもうれしい。