アルスクリーナーは元々刃物用で、売り場も園芸資材コーナーだけどな。

電動バリカンはごちゃごちゃした刃で、刈ったあと放置しとくと、植物の液だのが固まってしまって汚れがとれなくなっちまう。

だから、バリカンは使い終わったあとは、すぐさまアルスクリーナーをふきかけて、歯ブラシで汚れを取り除いて、ようやく保管だ。

 

 汚れは激落ちといっていい。

といってもだ、バリカンはそんなに使うわけじゃあない。

アルスクリーナーは、グリップという手袋のヨゴレ落としに使うことの方がずっと多い。

あと、衣類の襟元に吹き付けて、そのまま洗濯機に放り込んで、首周りの油汗落としに毎日のように使うわな。

 

グリップ(GRIP)の手袋の洗いについてだ。

園芸作業をしおわったあとは、この手袋の汚れがひどい。

軍手じゃ、爪先が黒くなってしまうので、グリップを使うようにしている。

オレ、爪先が汚れるのが嫌なのでね。

で、このグリップを農作業でもよく使うわけだが、汚れたら交換して、つまり自宅にもちかえったときは、いくつも束になって汚れたのが溜まっていることになる。

 

 これを他の洗濯物と一緒にすると、他の衣類に植物のカスが付着してしまうから、グリップだけを洗濯機に放り込む。

水洗いだけ。

30分後終わる。

泥などは落ちるが、グリップの黒ずみの汚れがけっこうすごい。

 

 洗濯機用の洗剤を付けても、経験的にいってあんまり落ちない。

あと、洗剤は、ふんわり滑らかリンス効果があるのか、グリップの手袋が滑ってしまうんだ。

だからな、洗剤付けずに、ここで、アルスクリーナーを、汚れの箇所に吹き付ける。

 黒ずみはあまり落ちないが、植物の汁のシミだの、アブラに関してはテキメンに効く!。

洗濯機で2度目は、アルスクリーナーをひとつずつ汚れのひどいところに、手袋にふきつけてから、洗濯機に

放り込んで、2度目の洗濯だ。

 

1回目でしないのは、1回目はグリップの手袋が土だのがいっぱいついてて、どこが落ちない汚れなんだかよくわかんないからだ。

それをいちいち掴むと、オレの手まで汚れてしまうからな。

1回目はとにかく放り込んでしまい、洗い終わった2回目に、いちいちつかんで、クリーナーを汚れにふきつけて、洗濯機に放り込み直して、2度目洗い。

 

 2回も洗うから1時間はかかってしまう。

で、干すときは、1日じゃ乾かない。

指先の中身が乾かないから、2日乾かすようにしている。

そのあとは2本セットにして、収納だ。

よく使って、多少汚れたらどんどん交換して使うから(汚れたまま他の道具に触ると、道具まで汚れちまうから。)グリップは10個ぐらいは常備して収納している。

 

 とまあ、アルスクリーナーは手袋という汚れ易いものに対しては、めっちゃ役立つわけだ。

ワイシャツの首もとのアブラ汗にも、よく落ちる。