なんじゃこの暑さは!。
家の中に居ても熱いので、那須高原に行く!。
途中、道の駅によった。
遠距離園芸といっても、遊びの娯楽のお出かけ、という意味合いが強いのでね。
那須まで片道2時間かかるドライブの途中では、必ず休憩は入れている。
道の駅で販売されている他人のブルーべリーの様子を見て、出来具合をチェック。
どれどれ。
うーん・・・、黒光りしたラビットアイブルーべリーが少しだけの出品か・・・。
その見た目からは、ブルーべリーの出来や販売は、やや不振といったところだ。
何がどう欠点なのか指摘するのもナンなので、それはこのあとタイタンの利点を言うときに、さりげに反面的に暗示しておこう。
道の駅では、ホワイトプラムを発見。
ホワイトといっても白くなくて、実際は黄色い。
果実がずいぶんでかい!。
2019年8月10日 撮影
昔のホワイトプラム解説は、中玉どまりで甘酸淡白な味、という冴えない紹介がされていたものだが、何か大きな良き変化があったのだろうか。
味は、酸っぱすぎず、甘酸適度でふつうに美味かった。
イチジクも買ってみる。
北関東では桝井ドーフィンは栽培されていないので(寒さで枯れてしまう)、この道の駅で売られているイチジクは見慣れない品種だ。
バナーネではないし、ホワイトゼノアでもない。
ヴィオレッタか??
味ふつう。
あとで、写真とっておこう。
オレも植えたいし。
那須まで片道2時間ドライブで、ほぼ中間、1時間のところにある道の駅で休憩したあとは、いよいよ那須高原へ到着!。
那須高原のオレのブルーべリー畑に到着したら、まずさっそくすべきなのは昼食で、弁当を食べ始める・・。
食ってばかりだな。
そのあとは収穫する前にまず草刈り。
と言いたいが、それは先週やっておいたので、今回はめずらしくすぐ果実収穫にうつれる。
タイタンの出来具合はどうか?
2019年8月3日 撮影
ボチボチ熟し始めていた。
大粒から選んで食べてみる。
パリンバリンとはじける楽しい食感!。
ブルーべリーとしてはかなり異色だ。
イイ感じだ。
味?。
味は中の上。
タイタンの果実、果実のデカさがイイ。
熟す時期もいいし、樹の育ちもいいし(注:寒さで枯れることがある)、総合的に見てもマアマアの線といったところだ。
もうちょっと美味ければいいんだが、ジャムにするなら問題ないだろう。
この時期オレの畑では、晩生品種であるカロラインブルーとかサミットなどのハイブッシュも熟している。
こちらの品質はもう少し美味しくて、上の下。
そっちの味はワンランクほど上だが、接ぎ木で育てなきゃならないので、なにかと手間がかかって面倒なうえに、成長も遅いから遠距離園芸では苦労が多い。
あ、そうそう、道の駅でラビットアイの果実売ってて、その欠点を反面的に言わなきゃならんな。
那須高原でのブルーべリー、品質が悪いんだ。
育ちも悪い。
活火山のふもとで火山灰の土質が肥えていないから、という根本的な問題があるためだが、高原なのに夏は暑いのは困る。
避暑地なのに!。
でも、茨城のオレの自宅よりは涼しいけどさ。
気温は暑くても、風が吹くので、少し涼しく感じる。
那須高原でのブルーべリーの栽培では、ハイブッシュの「自根」栽培となると、土質の悪さも加わって、樹の育ちが悪い。
しかも意外と気温が高いから、夏に採れずに7月中旬の梅雨の真っ最中に熟してしまう。
オレはそれを回避すべくカロラインやサミットの晩生品種だけを植えてて、7月下旬から収穫だ。
梅雨明けしているんだから、上級品が採れてもいいはずだが・・・。
気温高くて害虫も多いせいか、良くても最上級品とまではいかず、よくても上級クラスのうち下方といったところだ。
スパルタンのような品質の良さによる自信満々な紹介も販売もできないわけよ。
で、接ぎ木だのハイブッシュのいつまでも絶えない苦労の混迷とは、一線を画して、ラビットアイのタイタンを植えてみたわけで、それが昨年よりも多い量が今年収穫できたわけよ。
タイタンはラビットアイに分類されていて確かにやっぱりラビットの一品種だが、ちょっとハイブッシュとのハイブリッドみたいだ。
ラビットアイにしては、熟期が早い。
ラビットアイにしては、品質がちょっと良い。
早生のブライトウェルよりも早いから、今までの那須高原での栽培での問題だった8月後半になってからの熟すという遅過ぎる欠点が、タイタンだとちょうど長い盆休み中に採れるわけよ。
果実がデカイから、短時間でも多く摘めるし。
皮もラビットアイにしては、薄めのようで、まだジャムは作ってないが、良さそうだ。
あ、追記として、ラビットアイにしては耐寒性が少し弱くて、晩秋に小苗を植え付けると、冬期に枯れる苗が少しあった。
育ってからは、寒害にも、もう大丈夫みたいだね。