昨年もラズベリーのナンタヘーラ、果実が少々成ったけどさ。
植えたばかりの小さな苗じゃあ、品質は実力発揮とは限らない。
というわけで、今年はそこそこまとまって成ったので、そうだな、20粒ぐらいかな。
食べて一応、評価判定してみる。
確かに甘い。
前に植えてたヒンボートップよりは甘い。
味は合格レベルかな・・・・と言いたいところだが、タネが硬い!
ヒンボートップよりもタネが硬くて気になる。
あと、今、雨が多いんだが、果実が腐ってしまってな。
甘いせいかアリンコがたかっていたりして、こりゃ、出荷とかとても無理で、趣味の園芸用にしか使えんぞ。
雨除け?。
やってない、オレは。
雨ざらしのまんまだ。
ナンタヘーラのシュートはいまのところ高さ1m程度であって、2mを超えたヒンボートップよりは低いので、雨除けはしやすい方だとは思うが、突風でビニルが壊れたりしたら面倒だな。
まあ、もっと株が生い茂る来年に、また評価してみよう。
タネが小さくなるとは思えないので、あまり期待してないが。
口の中でタネが残って、ぷっぷと吐き出すことができるくらいに小さくて固めのタネだ。
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ついでに一緒に試作してるブラックべリーについても言っとく。
プライムアーク45とこれの更新予定でプライムアークフリーダムを植えてる。
プライムアーク45は成りが多くない。
豊作型とまではいえず、成りは中程度。
酷暑の盛夏や、秋は成りづらい。
でも、なんといってもトゲがすごくって、素手じゃ枝を握れないので、やっぱりトゲなしの品種の方が便利だ。
プライムアーク45の味は良いが、一部腐りやすくてね。
つぶつぶの果実のうち、そのうち一部が痛んで腐ってしまいやすい。
で、トゲ無しの新品種プライムアークフリーダムも、これまた2年目だか、ちょっと成った。
これまた腐る・・・。
ラズベリーにしても同様だが、ブラックべリーも梅雨時に濡れると、果実が一部腐り易い。
収穫して近所の人に配るとかムリじゃね?。
ブルーべリーの方がまだよっぽど腐りにくい方だ。
プライムアークフリーダムは、6月の早い時期のうちから成るという品種情報だったような気がするが、今年は7月になってから熟したので、まだ本領発揮ではないのかもしれない。
プライムアークフリーダムもまた、食べるとタネはやや目立つ。
ブルーべリーだったら、ほぼタネナシ状態なのに。
ラズベリー(ブラックべリー含む)類は、大関のカタログで魅力たっぷりに紹介されているけどさ、なんだか駄目なんじゃね?。
こんな否定的意見を言うのは、興ざめになるかもしれんが。
でもよ、けっこうな額のお金や、人生のかけた年月とか、失ってしまって痛い目にあうのは栽培者本人なんだぜ。
美味しい情報だけ見て信じるこたぁ、ねえ、と言っとこう。
あ、あともう一つ、ラズベリーは新品種を試作してる。
クマイチゴ選抜と思われる、ウルトララズベリーというものだ。
5月下旬から熟すというキャッチフレーズだったが、クマイチゴ系なのかやはり熟期は遅く、6月下旬ごろだったな。
7月上旬だったかもしれん。
まだ株が小さいから、本領発揮せず遅いだけだったのかもしれないが、極早生としては期待はできそうにない。
味?。
味は・・・まあ、普通かな、パッとはしなかった。
腐りはそんなにひどくなかったが、雨がちの時期のせいか、綺麗な果実ではなかった。
いずれにしても、以上、ラズベリー3品種、ブラックべリー2品種、の5品種栽培して、今年3品種が少しまとまって収穫できたけれど、あまり期待できなかったと言っておこう。
スパルタンの大好評とは大違いだぜ。