オレは半ナマ状態の干し柿が好きでな。
自分で作って毎年食べてる。
これは昨日撮影(2018年11月4日)したもの。
台所でせっせと皮を剥いてから、いったん台所でぶら下げてるところ。
これは那須高原の柿なんだけど、品種名がはっきりしない。
たぶん会津不知身(あいづみしらず)という柿の系列らしいんだけど。
↑これは蜂屋柿または甲州百目というか、どっちの系統かはっきりしないが、皮をむいた渋柿を屋外にぶらさげたところ。
ぶらさげるヒモ?は、干し柿用の専用のものをネット販売で購入して、そこに柿の柄を引っ掛けてる。
ただのヒモに結んでぶら下げるのは、それがやや難しいからな。
専用用具を使った方がラクだ。
吊りの上端はハンガーに通して、このハンガーを物干竿に引っ掛けてぶら下げるようにしている。
ちょっと乾いてきたところ。
10日ぐらいでシブそのものは抜けてしまう。
ナマ乾きの状態のうちに食べてしまうのがオレとしては好きだな。
だから、干し柿から粉を吹くような状態までは乾燥させてない。
ぶら下がっている状態で、その場で取って、庭で立ち食いすると、タネをぺっぺと吐き出すのはラクだし、味もなんだかより一層美味しいような気がする。
ところで。
那須高原のブルーべリー畑は、土地が痩せててブルーべリー樹の育ちが大変悪くて苦戦しがちなんだが、あと、木に登って果実を食べてしまうハクビシンの被害も酷い。
今年は枝をボキボキ折られてしまった。
で、空いている土地に平核無柿(ひらたねなしがき)の苗木でも植えてみようかと、いま検討中だ。
なんといってもシブい渋のおかげで、害獣の被害が少ない。
平核無はタネが無いから、干し柿のタネは無い方がやっぱり食べ易い。
あと、平核無は樹勢が強過ぎて関東平野の黒土では結実性が悪そうだけど、オレが借りている那須高原の畑の痩せ土にはかえって良く成りそうだ。
熟期も平核無はやや早生品種なんだが、干し柿作りには晩秋の方がいいから、関東平野で作るよりも、那須高原で作った方が時期的にも良さそうだ。
また、近年、干し柿用としてシブガキのまま売られている柿の実がずいぶん多くなってきた。
道の駅などで売られているが、茨城県よりも栃木県内の方が販売数が多い。
自分で干すのはプチブームなのか?。
オレも東京の人に、シブガキを何度か発送したことがある。
渋抜きしてない渋柿のままな。
カラスの被害もなさそうだし、省力果樹として有望かもしれん。