今年ビワ成るには成ったけどな、味がうすい。

初めて成ったときは、ずいぶん美味かった気がするが・・・。

良かったのはその年と翌年ぐらいのもので、その後は毎年苦戦つづき。

 

今年は雨降りつづきだったためか、味がうすい。

田中という品種から大房という品種に代えたが、これは田中よりは甘酸うすめの品種のようで(田中は酸っぱいことがある。)、うちで採れた大房は毎年味が物足りない。

以前に採れたシミだらけの果実

 

 それに、うちの畑でビワを育てると、なぜか樹の成長が悪いんだ。

なかなか育たねえ。

タネを蒔いても挿し木しても苗木を買ってきて植えても、いずれも不調気味。

オレの管理が悪かったともいえるが、かといって、かんじんの成ったビワの味までイマイチとあっては、どうも土地や土質が合ってないんじゃないかなあ。


 うちのあたりがビワ産地ではないのは第一に寒さのせいとはいえ、ビワ産地ではないのは、冬の耐寒性のことだけが問題だと思っていた。

そうじゃなさそうなんだ。

どうやら、ビワの不適地なんだろう。

 

 成った年であっても果実の味が冴えない。

果実の表皮にシミもできやすい・・。

次の新苗用のものがいずれも失敗してしまい、育ちが悪かったためもあって、予備苗が無くなった。

ビワは、いまある1本だけのビワの樹を、殖やしたりせずにこのまま栽培するだけとしよう。