古タイヤをもらったり不法投棄されてんのを拾ったりして、今回は大型のを入手してきた。

ダンプ用のは側面に金網が入っていて切断しづらくて困難なんだが、今回のは金網がゴムタイヤの側面に埋め込まれてなくて、ラッキーだった。

 

コメリで売ってるこの鎌じゃないと、タイヤはよく切れない。

右に置いてあるのは、ダイヤモンドシャープナー。ダイソー製

 

 タイヤというのは、設地面には頑丈なワイヤーが何重も埋め込まれていて切断は困難だが、側面はゴムだけのことが多い。

タイヤの切り方については、今回は詳しい解説は省略。

 

こんな形にくり抜いた。慣れないと重労働

 

 今回は特別サイズの大型だったので、ダンプタイヤは切断が面倒だから普段は使わないのだが、今回は例外だな。

畑のウエイマウスの大株にかぶせることにしよう。

 

 

 雑草モサモサやんけ

 

 タイヤをかぶせるのは、接ぎ木苗の小さなものを、雑草の洪水から守るために使っていたが、今回は大苗というか、大幅切り詰めして主幹更新のものがあったので、これに使うことにした。

どっこいしょと、タイヤをかぶせる。

 

 

 依然として雑草だらけ!。

園芸用に使っている風呂場のイスと、園芸ハサミを持ってきて、とりあえず周囲の草を取り除いた。

 

 

 そのあと、風呂場のイスをひっくりかえして、これをバケツ代わりにして、オガクズを運んできて、入れた。

風呂場のイスを畑で使って座ると、体重で地面にめり込んでしまうことがよくあるのが問題点だが、容器代わりに使えるのが利点だ。

タイヤの中の、雑草を抜きながら、オガクズをタイヤの中にいれていく。

 

 細かい雑草は取りきれないから、それはオガクズをかぶせて埋めてしまう。

ほぼできた。↓

 

 このあとは、雑草取りはタイヤの中だけやる。

というのは、この苗木は接ぎ木苗のものなんだけど、根元によくカミキリ虫が入ってしまって、フンを出していることがある。

そのため、見つけ易くするために根元回りは雑草を取り除いて見易くする必要があるからだ。

接ぎ木苗は基本的に幹は一本なので、カミキリ虫の食害に遭ってその幹が枯れてしまったら、大打撃になってしまう。

 

↑これは以前にタイヤをかぶせておいたもの。

台木のサッカーを、苗取り用として抜かずに育成中。

あとで使おうと思って。

雑草は一本ずつ抜いてある。

タイヤの外側は、雑草が多すぎてとても抜いてらんない。

 

 すでにかぶせてある苗の場合のときの雑草の抜き方について、改めて述べてみよう。

 しゃがみこむのは、足腰が痛くなるから、とりあえずイスを置いた。

「すわりっこ」という専用のイスもあるが、今回は持参しなかった。

「すわりっこ」は構造的に、オガクズ運びの容器代わりにすることができないという欠点がある。

 

 

 雑草が少しだったら1本ずつ指でつまんで引っこ抜くが、雑草が多過ぎるときは、オガクズごとゴソっとワシ掴みにして、持ち上げて、根っこを切断。

手を離して落ちたオガクズと雑草から、雑草をパッパと拾い集めて(根っこはさっき引きちぎってあるので簡単に拾える)、タイヤの外に放り捨てる。

 

 雑草抜き完了。

タイヤの中は、雑草を1本残らず抜くようにすると、雑草はなかなか生えてこない。

周囲の雑草は今まで草刈りしていたが・・・、草刈りだから再生が早くてなあ。

すぐ雑草まみれになっちまう。

タイヤの障壁によって、タイヤの中の根元回りは、雑草がなかなか侵入してこない。

 

 今回はオガクズが黒ずんで小さな雑草が生え易くなっていたので、新しいオガクズを補充することにした。

新しく入れたところ↑ イスを容器代わりにして入れた

 

ブルーべリーにはオガクズは乾燥しすぎて、パサパサしすぎて根付かないという問題点があるのだが、それを逆手にとって、オガクズを表面に敷いて、雑草を生えにくくしている。

 

 イスにどっかりと座り込んで、チマチマと雑草抜きをやると、タイヤの中だけという狭い空間のおかげか、作業時間は早いし、雑草取りがキチンとできて?、A型のオレの性格に合っているような気がする。

タイヤの外部の雑草は、綺麗さっぱり刈り取ってしまうと、強風で接ぎ木苗の新梢が折られ易くなったり、野うさぎが来て苗木を食われちまう(となりは山林)。

 

 

 ついでだけど、幹を切り詰めて主軸更新したのだが、その断面は乾き易い。

スプレーを吹き付けて塗って乾燥防止にしたつもりだったが、今回みたところ、断面が割れてしまっている。

 

 癒合剤というものとほぼ同じ成分である木工ボンドが代わりに塗られてよく使われるのは、なんで?と思っていた。

癒合のためもありコストが安いためでもあるが、今回指摘せざるをえないのは、断面にひびわれができないように、ボンドとして強く接着して、割れが広がらないようにするためなんだ、というのが発見だった。