こんばんは。
忘れた頃に更新されるブログです。
今日は「悪と無垢」一木けい。
私はアルコール依存症家族です。
実父はアルコール性肝硬変で62歳没。
元ダンナは、アルコール性腎盂炎でT大学病院に救急搬送され1ヶ月入院しました。その時は依存症では無いとはっきりいわれました。
本人ももう酒は飲まないと、T大学病院を退院する時は言ってましたが、翌日飲酒し、酩酊。
アルコール依存症専門病院で診断を受けた所、脳萎縮が判明した次第です。
そんな経験から言います。
この病気は必ず、専門病院で受診して下さいね。
で、この作家さんは、依存症家族を取り上げてくださってる。本人を扱っている小説はあるけど、家族をキチンと扱ってるのはないんじゃないかな?
あっても、ワタシは納得できなかった、が正しいかな。
私、もしくは私たち家族が抱える感情(ほぼ怒り)の向こうの想いをキチンと言語化してくださってる。
矛盾、やるせなさ、不信が怒りの感情に振り回されずにある。
だから、自分の感情を整理しながら読めるんです。
この作家さんとの出会いはそこからだったんですが、どの小説も私は感情を整理しながら読んでます。
この「悪と無垢」は短編連作で圧巻です。
嫌な話〜、オンナの毒〜、とか後味悪く終わる「嘘」がテーマの話は数あるのですが、読後、光明がさすのは痛快(この方の小説はどれも読後に希望がもてるから好き)。
各々で家庭の問題を扱っているのだけど、最後まで行かないと「家族のカタチ」は見えてこないのよ。
読後、あのヒトとあのヒトはどーなったの?と、ザワっとしているところがあって、ソコがどーなったか知りたい・・・