四人は初めて球場で会ってから、グループラインでたまに会話をするようになった。

特に会うことも電話をすることもなく良い距離感だと弘美は感じていた。

数ヶ月たったある日のことだった。

大地からまた集まろうよ。すごいおススメの店を仕事中に見つけてこのメンバーで行きたくってと急に提案してきた。これ以上この二人には踏み込まない方が良いと思った彩だったが、広尾駅からあまり遠くないイタリアンのお店は気になっていたお店ということもあり、行くことにした。

とある土曜日の夜、数ヶ月ぶりに店の前で待ち合わせた四人。「わー、おしゃれな感じラブ」と嬉しそうに話す弘美と彩。

二人の反応を見て「でしょー、めっちゃいいでしょ、ここ」と上機嫌の大地口笛

席に案内され、ビールをオーダーすると祐介が「あのー、すみません」と突然謝ってきた。

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呆気に取られる弘美と彩に向って「実は警察官なんです。今は鑑識にいるんですけど・・・お二人には本当のことを言おうと思ったんですけど、どうしても会って言いたくて」とばつの悪そうな顔をして下を向いたショボーン

「あっ、鑑識・・」つい弘美と彩は目を合わせる。その雰囲気がわかったのかわかってないのか「俺はこっち専門の刑事」と自慢気に大地は顔にナナメの線を描く。

「あっ、マルボウ」と弘美と彩はまた目を合わせ少し微妙な顔をする。祐介がすかさず、「すごいっすよねキラキラ、中さん俺の憧れなんすよキラキラキラキラ」と盛り上げる。嬉しそうな大地は最初に頼んだ生ハムを頬張りながら満面の笑みを浮かべる音譜音譜

気まずそうな顔をしながらも弘美が「セキュリティ関連って言うからSPとか警備とかかと思った」と言うと彩もすかさず、「そっち?エンジニアじゃなくって?」と笑う。「えー普通SPでしょ」と四人はビールを持ちながら笑う爆  笑

SP」という言葉に大地は微妙な顔をする。そんな大地の顔を見てすかさず祐介が「俺が鑑識に来た時に中さんに色々教えてもらって本当尊敬してるんすよ。」とまたも褒めるラブグッグッ

照れ隠しからか大地は「まぁ、でも普段は人には仕事のこと言わないんだけどね」と続ける。

「えっ?めっちゃ話してたじゃんはてなマークはてなマーク」と突っ込む彩に大地は「二人は全然大丈夫。俺らそういうのわかるから。」と自信たっぷりに答える!?
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最初から警察官と言わないのは普通のこと。

自慢したくて最初から警察官だという人がいるのも普通のこと。

自慢の職業は言いたい人がいるのも普通のこと。

自慢の職業だからこそ驚かせたい人がいるのも普通のこと。