少し前になりますが、2/28、 上映の映画 遺体 を観に行きました。
この日、分刻みのスケジュールの一日でしたが、今日しかないと思い、朝一番で観に行きました。
この映画の紹介ブログを転載して下さった じゅんのいっちー さんに、原作本を教えていただき購入してあったので、それを読んでからと思っていましたが・・・
どちらが先でもいい。 知ることが大切だと思い・・・

こうして再度、紹介できるのでよかったと思います。

やはり一人でも多くの方に観ていただきたいです。
この収益金は、東北へ送られます
そして今、被災された東北の方が求める、
「震災のことを見て、聞いて、知ってほしい、そして伝えてほしい」
 このような言葉に応える1つの手段です。

この言葉には、真実を自分の目で見てほしい、この経験を防災に活かして、同じようなことが起こった時、同じ思いをしないように・・・・
という優しさが含まれると思います。
遠方で行きたくても簡単に東北へ行けない方、震災のことをあらためて知る機会でもあります。
上映時間は 105分です。 時間を作って観に行っていただきたいと思います。


                           
 原作本                 
        書店では売切れの場合、
        3/1に 増版されています。書店に並ぶのは中旬と聞いていましたから、今なら店頭で購入できると思います。  Amazon でも購入できます。   


   
      
  詳細は、 公式HP   http://reunion-movie.jp/
TOHO CINEMAS  http://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=009867



これを観たあと、数人の方に 「よかった?」 と聞かれました。
良い、悪いの問題ではなく、自分の知らない震災の真実を知りたいと思ったので、観ました。この映画の作成に携わった方も、真実を一人でも多くの方に伝えたいと思っていると信じます。

個々に感想、受けとめ方は違うと思います。

何名かの方が、ブログで、観て感じたことを綴っていました。
一個人の感想になりますが、
被災側ではなく、支援を考える側の目で観れたと思う その反面
被災地で起こっていた、その置かれた立場、場面 、一人々々の気持ちに入り込んでいました。

・同じ釜石市内でも、津波の被害には合わなかった方は、海側で一体何が起きているのか知るすべもないまま、次々に運ばれるご遺体に直面することになり、
やり場のない気持ちと戦いながら、たくさんの(多業種の)地元の方が動かれたこと、自分たちでやるしかなかった悲しんでいる時間はなかったこと

これをあらためて知り、本当に大変な時に、行くべきではなかったのか?
もっと自分にも何かできることがあったんじゃないかと思いました。
「被災地を訪れてほしい。 見ずして、語らないでほしい」 
ある方の言葉が強く蘇りました。 

あの頃、なんと声をかけるのいいか、散々考え、言葉1つ1つの表現に悩んでいました。
何より、それをして本当に東北の方の為になるか、受け入れてもらえることなのか、東北の気持ちになり動いてきました。
精一杯の気持ちを、東北に向けてきました。

でも、この映画をみたら、その言葉すら、見もせずによく言えたものだ と思いました。

簡単に行けない分、遠くからできることをしてきました。
それも、必要なことでしたが、
「想い」が強いほど、気持ちを知ることもなく 「支援してるつもり」 の支援も多いのではないかと感じました。
この映画だけが全てではありませんが、見ると見ないとでは、必ず、何かが変わると思います。
支援される方は特に・・・ 観に行ってほしいと思います。

この映画の主人公である民生委員さんのように、この最中、
周りに声をかけ、お亡くなりになった方々に心から向き合い言葉をかけ、天国へ見送られた方もいらっしゃった ということ、




・・・・・・言葉がうまくまとまりません。
が、こうした 報道にはならない深い傷もあることや、こうした真実を知ってほしいです。

そして、これは、震災のほんの一部でしかないこと、も忘れてはいけないと思いました。