ってタイトルの小説だか映画だかがあったな。内容は知らないけど。
そういや桃黒さんの「灰とダイヤモンド」ってのは元はglayなのかそれとも欧州の小説なのか。
前から疑問だったのが、
音楽番組でもラジオでも雑誌でもなんでもいいが、
なんでこういうのの内容って、
音楽の音の部分をあまり話題にせずに
関係無い話題が多いのかなと。
さいきん車の免許取りましたとか映画見ましたとか。小さい頃から3月3日はひな人形飾ってましたとか。
楽曲の宣伝でわざわざやってきたのになぜかひな祭りの思い出の話を
数分喋ってゲストコーナー終了ではい曲です、とか。
常にバラエティ番組的な話題に流れてしまうのはなぜなのか。そうしないと視聴率取れないから?
仕事として音楽やってる人が番組を仕切っている場合はまた違うのかな。
YouTubeで動画見てたら、きゃりーさんが外国人の人に日本語の歌詞の意味を聞かれて、
「歌詞は日本人が聞いてもわけのわからない造語というか、勝手に言葉を作っている。にんじゃりばんばんという曲も。」
とか答えてたけど、、、
えーそんな雑なこたえでいいの?みたいな。
そりゃ世の中はいろんな曲あるから、ものによっては歌詞スゲー手抜きでこれわざとだなっていうのも沢山あるけど、きゃりー関連曲ではそういうあからさまな手抜き、悪意のある手抜きってのは見当たらないけども。何曲か見た範囲では。
要は曲を外注した場合、その外注された側の人ってのは例えば、スターを夢見て東京にやってきたけど何年努力しても全然売れなくて、仕方ないから夢は諦めて、他人に曲作る方の仕事に変えた、みたいな人も中にはいるわけで。そういう人からしたら「高校出たばっかの小娘がいきなり売れて武道館とか許せねー」なんて悪意に満ちててもおかしくないわけだが。
でもきゃりー関係の曲ではそういう外注にしたがための手抜きってのは無さそうだが。
で、にんじゃりばんばんという曲の歌詞を見てみると。
タイトルは
にんじゃりばんばん = にんじゃ + り + ばんばん
で、「り」は前後の単語をくっつける糊ですかね。
「にんじゃ」は忍者の意味でこれは外国人でもすぐわかる。
「ばんばん」はいわゆる擬音語で、もとは拳銃の発砲音を文字にしたものだが、
他にも『いい湯だな』という昔の曲の歌詞、これはドリフターズが歌ったのが有名で「ばばんばばんばんばん♪」っていうフレーズで始まるおなじみのやつねYouTubeで探せばすぐ出て来るけど。
この曲でも「ばんばん」という表現が使われてる。
この「ばん」は明らかに拳銃の意味ではなくて、たぶん楽しくて気分がいい状況をあらわすために使ったもの、擬態語としての「ばんばん」だろうね。というかこれ作詞が永六輔さんなんだねえ。
もしかすると方言でこういう言い回しがあるのかもしれませんが。あと何度も繰り返す、沢山使うという意味でもばんばんを使うことがあるかな。
「部長、この企画の予算どうしますか?」「いいよばんばん使えよ」とかね。
つまりにんじゃりばんばんの「ばんばん」は、多くの日本人が知っているであろう有名な曲、『いい湯だな』のフレーズを使っているんですよ、気分の良さを表現する言葉です、というふうに外国人に説明すれば納得して貰えるだろう。
で中身の「鮮やかに~」から最後の「道を作る」までは、中学生でも理解できる簡単な日本語で構成されていて、1つ1つの単語は日本語として意味が成立するものが大半で、
さらにフレーズ単位でも「どんな色にもならないで」日本語として成立するし、
さらにブロック(センテンス)単位でも「どんな色にもならないで キミは街を染めるよ ~ 道を作る」やはり日本語として成立している。
メロディを乗せて歌っても、日本語として意味が理解できるようになっていますよと外国人に説明できる。
どんな色(≒他人の趣味)にも染まらずに自分が街を染める人になる、それって私きゃりーのことです(笑)、みたいな洒落を込みで説明できると。
サビの部分については bloom bloom bloom, Ring Ring Ring, にんにんにん といった擬音語を使っているが、これはサビは盛り上がるパートなので、メロディに乗せやすい単純な繰り返し言葉をチョイスしたため。
Ring Ring Ringはもともと英語圏における固定電話が鳴る時の擬音語のはず、
携帯電話会社のCM曲に使ったから、電話に関係ある単語を歌詞に入れたと説明できる。
bloomは知らなかったが花の英単語でいいのかな、まあ3回繰り返してるし、擬音語的に使ってるでしょう。何の花びらが舞っているのか?これは時期的に桜だろうね3月だし。
にんにんにんは、これは忍者の動作を表現する擬態語。
またはアニメの忍者ハットリ君の口癖が「にんにん」だったと思うが、それかもしれない。
どちらにせよ忍者をイメージする掛け声ですと言えば外国人にも通じる。
「常識を変えたら 驚きが日常に」これはファッション+音楽で常識を変える自分のことですなどとかっこよく説明できるだろう。
もしかすると「驚きを日常に」というフレーズ自体がauの商品キャッチコピーなのかもしれないが、検索した感じではちょっとわからない。
「ふんわり 煙に巻き 空を駆けるのは」これは、忍者の術で煙を使って姿を隠したり、ムササビのように空を飛ぶ術があるから、忍者の動作だと説明できる。
しかも「ふんわり 煙に巻き」は会話において話題をそらす意味もあり、
聞き手は二重の意味を感じることができる。
この手前の「鳴らないメロディー」は携帯電話の着信音がしないということ、
つまり自分と相手のコミュニケーションを暗示している。
「どうして ~ 愛して ~ Ring×3 ~ 鳴らないメロディー」の部分はまとめて、どうして彼は電話をくれないの?的な意味にとれますよと。
さらに歌詞全体を通して見ると、英語で I にあたる「僕、わたし、あたし、自分、俺」という一人称が使われていない。これは日本語の会話では一人称を省略して喋るのがよくあることだから。
日本語会話では一人称は男女・年齢等により使い分けるので、一人称を省略した歌詞のほうが年齢・性別を問わず誰にでも受け入れられやすいんだよと説明できる。
もし仮に歌詞に『あたし』という単語を入れてしまったら、それは若い女性の歌というイメージに強く固定されてしまうから。
しかし英語のYouにあたる キミ という二人称は使っている。
この詞は全体で、ある二人の関係性を表現してるんだよと言える。
キミは会話を煙に巻き、やがて忍者みたいに飛び出してしまう。そんなことができるのはキミだけだと。実は別れの歌なんですと。丁度3月の卒業シーズンにリリースしたし、と。まあここまで言わなくてもいいか。
じゃあキミって結局誰だよと。きゃりーが歌ってるんだから、『キミ』はつまり振り付けできゃりーに指さされた人が自分の事だと思って、忍者になりきって盛り上がろうぜと、そんな感じで話を流して。
ここからが解釈の佳境なんだが。
キミ=きゃりー ぱみゅぱみゅ、という解釈ができる。
えっ?みたいな。なんだそれ絶対違うだろ、と突っ込まれたところで切り返すんだが、(外国人はこんな突っ込みできないか)
作詞した人にとってのキミっていうのはつまりきゃりーちゃんのことだよね、と説明すればああなるほどと納得して貰えるだろう。
~~~上記の解釈までも加えて改めて歌詞を解くとこうなる~~~
花びらも舞う季節(3月)に飛んで(学校を卒業して)
常識を変え驚きを日常に提供してしまうのがきゃりーちゃん。
(作詞者の目線で見て)忍者のように空を駆けるのはキミ、つまりきゃりーちゃんだけ。
見えていたものが7色に変わる時とは、
(作詞者の目線で見て)ついこの前まで普通の高校生だったはずなのに、
PONPONPONという曲で、衣装を着てカラフルなセットで歌うキミを見たら、
自分に見えていた光景がその時から急に、虹のように鮮やかになってしまったよということ。
手を伸ばしても触れない存在になっちゃったねと。
キミは(きゃりーちゃんは)誰かが考えた事に素直に染まらずに、
むしろ自分の考え方で街を染めていく。やがてそれは広がり1つの道をつくる。
~~~
ということですな。
つまりこの曲は、2011年に学校を卒業してからPONPONPONという曲が出た時期までのきゃりーちゃんを、近くで見ていたであろう作詞者の目線で表現していて、歌詞の最後の部分の「どんな色にもならないで~」については、2012年の活躍まで含んでいる。
それで2013年にこの曲が作られましたと。
まあ解釈もここまでいくと無駄に話が盛り上がりそうなんで、
キミ=きゃりーちゃんですという構図は封印してもいいかも。普通はここまで考えないし。
竹村さんも歌詞見てここまでは深読みしてないっしょ。
つうかまさか、本当に「日本人が聞いてもわけがわからない歌詞」と思ってたんじゃないだろうな、、、さすがにそれは無いと思いたい。
あるいは、タイトルからして忍者の曲なんだから『投げる手裏剣ストライク』みたいな普通の日本語の歌詞がよかったーなんて思って無かっただろうな・・・。俳句が五七五の17音だけで意味が成立するように、かなり省略しまくって単なる単語の羅列だけに見える詞であっても、上手くできてるものはこうやって意味が取れる。
この歌詞は全体でちゃんと意味を構成できてるし。ふさわしくない表現や有り得ない単語のチョイスなどの失点も無く、よって余白を埋めるとこんな感じの意味になるよってことで。まあ解釈は自己流でやってますが。
ほか例えば、Ring Ring Ring 鳴らないメロディー、のとこは、作詞者の人の携帯電話の番号をきゃりーちゃんは知っているけれど、作詞者の人は実は電話がかかってくるのを待っているんですさらに着メロも専用のメロディーに変えてて、みたいな。まあそれはわかんないけどね。
ここまで説明しておいてタイトルに戻るけど、
にんじゃ + り + ばんばん
とはつまり、忍者に扮してみんなをばんばん驚かせ楽しませる私(きゃりー)のことですよ、でまとめられる。
この程度の短い説明なら挨拶がわりに言えるわなと。
しかしまた無駄に長い文になったな。一見短い歌詞でも背景が見えるものを丁寧にほどこうとしたらこんなことになるのか。脳内レベルでは解釈はできてるつもりだったんだが。
そういやさっきスペースシャワーにきゃりーさん出てたな。
musicるって番組も見たら月9の人が出てるけども。懐かしいね月9.