浜田省吾さんの10年ぶりのオリジナルアルバム『旅するソングライター』7曲目の『五月の絵画』について
あくまで個人的な解釈ですが、『花火』の主人公と娘のその後を描いた歌だと思います。
歌の始めで今現在のシーンがタイトルの『五月の絵画』のようと歌われます。
それだけではまだ君が誰なのかはわかりません。が、歌の最後のシーンでまた『五月の絵画』が描かれますが、歌詞を見ると『キミ』が『娘』という字になっています。
浜田さんらしい種明かしだなと思います。
あれは君、15歳の春という歌詞で『花火』では描かれなかった主人公が家を出てきた時のシーンが描かれます。
『花火』の中で、家を出て5度目の夏に娘が二十歳と歌っていますので、娘の年齢は辻褄が合います。
もうすぐ昼休みが終わるという歌詞で、今現在が昼休みだと明かされます。
偶然逢ったのか、どちらかから連絡して会ったのかは不明ですが、ここでこの歌のクライマックスがきます。
娘に許されぬまま家を出た主人公が娘に『また会えるよね』と言われ許すって意味かな…と歌われます
この歌は『花火』の父と娘だと気がついた時は聴きながら涙が止まりませんでした。
ちなみに、このアルバムの5曲目『美しい一夜』から6曲目『サンシャインクリスマスソング』とこの『五月の絵画』までの3曲は『花火』と同じ主人公の歌だと解釈してます。
アナログ盤だとB面が『美しい一夜』から始まってるのもこの解釈の一因です。