早いもので来週には公演を迎えます。
4人のおとめと1人の紳士は鋭意稽古中です。
今回の作品、
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作「フローズン・ビーチ」は
1998年に初演をうち、第43回(1999年度)の岸田國士戯曲賞受賞しています。
こちらは「シリアス・コメディーの代表作」と銘打たれており、
他演出や劇団のもと何度も上演されています。
関西では2011年に是常祐美所属のシバイシマイにより上演され、
前回演出を務めた彼女は此度は役者として。
前回役者として登場したハシグチメグミは再び芝居に生きます。
加えて大江雅子、福田恵(劇団レトルト内閣)の二人、
演出に大沢秋生(ニュートラル)を迎え、
クリスマスも間近の真冬に真夏のお芝居をお送りします。
女性たちの間に起こるある事件と、
その8年後、16年後の出来事。
1987年の夏、とある異国の島、
夜も更けたその時間に、この物語は始まります。
女たちは時間の中で、互いのつながりと感情の中で、
なにを見つけるのでしょうか。どこへたどり着くのでしょうか。
幾度も上演された有名な作品です。
すでにご覧になった方もおられると思います。
そんな方にも、初めての方にも。
この4人+1人ではどのような衝突が、反応が、生まれるのか。
どうぞご期待ください。