トラブル発生、、、?
その日の乳児の運動あそびが終わって、
園長先生と職員室でいつものように振り返りをしていたときのこと。
0歳児クラスの先生が、
少し目を潤ませながら言いました。
「園長先生、コーチ、ちょっと来てください……」
正直、一瞬ドキッとしました。
なにかトラブルでもあったんかな、と。
保育室に移動して、
先生が指さした先で聞いた一言。
「Hちゃん、給食……食べたんですぅ……」
たった15分の遊びのあとに
Hちゃんは、これまであまり給食を食べないことが多かったそうです。
それがこの日は、しっかり完食。
先生は
「すごーい!」
「たべてる!」
「すごいね、、」
って何度も言いながら、
嬉しそうに、でも信じられない!といった様子で教えてくれました。
でも、Hちゃんが食べてることも、もちろん嬉しかったけど、
それを伝えるためにわざわざ呼びに来てくれたことも、
胸がじんわりと、、、きました。
リーベの遊びが、“外部の指導プログラム”という感じではなく、
この園の保育の中の出来事になってるんやな〜って、、、
その日の、ほんの少し前のこと
その日は、1〜2歳児向けの指導でしたが
準備が少し早く終わって
横で見ていた0歳児クラスの子たちにも
遊んでもらうことになりました。
準備中、子どもたちは柵の向こうから
じーっとこちらを見ています。
セッティングが終わって、
試しに先生が
「できるかな〜」って言いながら
色々と遊んでくれました。
通れるかどうか不安だった細いトンネルをくぐったとき、
先生、めちゃくちゃ笑いながら
「通れた〜!」って言って、嬉しそうでした。
その瞬間、
スタートの合図もしていないのに、
柵のすき間をすり抜けて、子どもたちが中へ。
「すごい前のめりやな〜」と思いながら
自然とあそびが始まってました。
保育(生活)と、運動遊びが、つながった
0歳児さんが遊んだのは、たった15分ほど。
子どもを動かしていたのは、
器具でも、声かけでもなく、
あの瞬間の
先生の「楽しそうな姿」でした。
その楽しさが、
子どもたちに伝わって、
そして生活へとつながっていった。
Hちゃんが給食を完食したこと。
それを
「コーチ、ちょっと来てください」って
一緒に喜ぼうとしてくれたこと。
この仕事をやっててよかったなぁと、
心の底から思えた一日でした。