少し長いブログになると思います。
なんだか想いが溢れて、書かずにはいられない‼︎そんな私です!
今から21年前…
15歳、中学3年生の秋。
私は中学校生活最後の合唱コンクールで1位を取ることだけを目標にめっちゃ頑張って練習してた。
1位を取ってアルカイックホールで歌いたい!担任の先生をアルカイックホールに連れて行きたい!その思い一心で、やる気のない男子に喝を入れ、、もっと大きい声出して!とか言っちゃって…なんかもう必死だったな。私は決して積極的な性格ではないし目立つ存在でもないけど、思い返せば…中3と高3の合唱コンクールだけは、なぜか1位が取りたくて、やたら積極的に仕切ってた記憶がある。
で、合唱コンクール間近には男子もやる気になってくれて、クラスが1つになって、その日を迎えた。
しかし結果は…2位。
その時の悔しかった気持ちは今でも忘れてない。吹奏楽部やったから何度もコンクールで悔しい思いをした。その悔しさと同じくらいの悔しさだったことを覚えている。
結果発表が終わって教室に戻った時、クラス全員が「なんで○組が1位なん⁈あり得へんわ‼︎」って…悔しさが怒りに変わり…担任の先生の話もロクに聞かずみんな帰った。でも次の日に担任の先生からめっちゃ怒られた。怒られた内容は詳しく覚えてないけど…一生懸命頑張って来たのにそんな終わり方は良くないといった内容だったと思う。
だけど今も悔しかったってことだけが強烈な記憶として残ってる。
あれから21年という月日が経ち…
昨日、中学3年生の甥っ子の合唱コンクールを見に行った。
仕事をしてたら平日の行事は見に行けないけど、不思議と甥っ子の小学校の卒業式、中学校最後の運動会、文化発表会と節目節目に私は妊娠出産してて、運良く産休中で見に行くことが出来てる!お父さんのお導きだと思ってて、感謝です♡
で、話は合唱コンクールにもどって(~_~;)
まぁ甥っ子もお年頃なので、私が喝を入れていた男子のようにやる気はなく…合唱コンクールなんて…って思っていたと思う。
でもコンクールの数日前に我が家に泊まりに来た甥っ子が、「明日は早く起こして!」って言うので「なんで⁉︎」って聞いたら「合唱コンクールの朝練やねん!モルダウ歌うねん!なかなか良い出来でさぁ~多分俺らアルカイック行けるで!」って、なんか生き生きした顔で言ってくれた。
その言葉で21年前の合唱コンクールを思い出し、私の悔しかった思い出を少し話した。
そして当日、行事なんて真面目にやったらカッコ悪い!なんて思うお年頃の男子がどんな顔して歌うんやろ~(^o^)って正直思いながら見に行った私。
ところが始まったら一瞬で感動し涙した。
みんな一生懸命歌ってたから。
ちょっとヤンチャな子もとりあえずは立って小さな口開けてる。
甥っ子も真面目に歌ってる。
なんかクラスが団結してて、想いが歌になって…その想いが心にズンズン突き刺さる。もう感動という言葉しかない。
中学生ってこんなに一生懸命やった?可愛いなぁ~青春やなぁ~って。本当に感動の1日だった。
甥っ子のクラスは自由曲がモルダウ。これがめっちゃ難しい曲で…こんなん中学生が歌うの?って驚いた。でもめっちゃ難しい曲なのに自由曲は学年1良かったと思う。
でもでも、とても惹きつけられるクラスがもうひとつあった。それは表現力。指揮者と男子の表現力が素晴らしかった!
これはどっちかが1位やろな~と感じ1日目終了。
そして2日目。
2日目は学年劇、職員劇、学年合唱、吹奏楽部の演奏、合唱コンクール結果発表という内容。
学年劇は戦争のお話。
7人の男の子を全員戦地に送り出す母の気持ちと戦地に向かう息子達の気持ちを中学3年生が演じる。
またこれが涙涙でした。演技力が素晴らしくて本当に感動しました。今、若者がこういう役を演じ、鑑賞することで大切なことを学んだんじゃないかなって思う。
職員劇も面白おかしくだけど、とても大切なことを学生に伝えていた。
壁を乗り越えるのは誰でもない自分なんだということ。自分の言葉で態度で伝え乗り越えていきなさいって先生方は一生懸命伝えていた。
そして吹奏楽部の演奏も夏のコンクールで金賞を取っただけあって上手だった~!
金管があれだけ安定してたらやっぱり上手にまとまるのね~ってまた中3の私に戻って聞いてたな(*^_^*)
そして最後はついに合唱コンクール結果発表!!
もう私もあの時あの瞬間にタイムスリップしたような気持ちで緊張感ハンパなかった!
結果…
甥っ子のクラスは…
2位でした。
表現力が素晴らしかったクラスが1位でした。
悔しいやろうな。なんか私もあの時の悔しさがフラッシュバックして少し落ち込んだ。
甥っ子はどんな気持ちやろ…と少し心配だった。
そして帰宅した甥っ子は姉に想いを語った。
結果発表が終わってから音楽室で合唱コンクール本番不在だった副担任のためにもう一度クラスのみんなで歌った。
女子は泣いてた。俺は絶対に泣かない!と決めて歌った。でも指揮者(男子)が指揮をしながら泣き出した。それを見て涙腺が崩壊し号泣した。
みんな泣きながら歌った。
ピアノを間違った女子は1位になれなかったのは私のせいだと自分を責めた。
ちょっとヤンチャな子は俺がもっとちゃんと歌えば良かったと自分を責めた。
学校に時々しか来ない子がちゃんと学校に来て練習すれば良かったと自分を責めた。
甥っ子はもっと早くから一生懸命練習したら良かったと自分を責めた。
でも担任も副担任も、頑張りを沢山褒めてくれた。
副担任にも合唱を聞いてもらえた。
みんな自分を責めたけど誰1人クラスメイトを責めることはしなかった。
クラスがひとつになった。
これは2位だったから経験できたこと。
俺は2位で良かった!
最初は悔しかったし1位のクラスに腹立ったけど、こんな経験が出来たのは1位のクラスのおかげや。感謝やわ。
と甥っ子は語った。
それを聞いて、私はこの感情を感動という言葉だけでは終わらせられないくらい様々な感情が込み上げた。
21年前の私の想いと比べたら恥ずかしいくらいみんな心がある。カッコイイ。
私は1位のクラスに腹立つだけで終わってた…
なのに甥っ子は自分はこんなに頑張ったのに、頑張っているのに、なんでなん⁉︎っていう腹立たしさだけで終わっていない。
負けたけど失敗したけど、だけどそこから沢山のことを学び経験した。だから経験できたことに感謝してる。
これが生きていくためには大切なことで自分の力になるんやろな。
失敗したらもう終わり、自信ない、出来ない、私はダメ人間、って思うとどんどんネガティヴになり生きる力が弱る。
だけど失敗するから得るものがある!そして感謝する!それを自分の力にする!って思うと生きる力が強くなる。
あぁ、行事ってこうやって子どもを成長させるんだなって改めて感じた。
そう導いて下さる先生にも恵まれてるんやなって有難く思った。
甥っ子は大好きなおじいちゃんを亡くしてから学校に行けない日々が続いた。
学校に行きたくないなら無理して行かなくてもいいか。学校行かなくても学べることはある。って思ったりもしたけど、今日の甥っ子を見て、家族だけでは教えてあげれないことを学校の先生や友達から沢山学んでいるなって感じた。学校に行けるようになって本当に良かったなって思った。
今の担任は若い先生だけど、きっとこの先生だから甥っ子は生きる力が強くなってる。そんな気がした。
先生は合唱コンクール前に想いを手紙に込め生徒に配っていた。それを読んで心ある先生だと感じた。
問題児の甥っ子なので、他の先生ではお手上げで、唯一その先生が引き受けてくれてるのだろうと予想できる。
だからこそ甥っ子は先生を信じてる。
信じているから学校にも行ってる。
本当にこの中学校で良かったなぁって思った。
甥っ子は父が亡くなる前日に大号泣した。でもそれっきり泣かなくなった。1度も泣いてる所を見ていない。何か感情を封印したように見えた。
でも今日、クラスメイトの前で号泣したと聞いて、封印していた感情が溢れ出たんやな。それはきっと友達だったから封印を解くことができたんやなって思った。
今の彼にとって友達の存在がどれほど大きいかもよくわかった。
生きていくために大切なことを、この2日間の文化発表会で私は改めて学んだ。
きっと、私も中学生で学んでいたのかもしれないな。
大人になるにつれ、かっこよく思われたい、良い人やと思われたい、失敗したくない、自分を守るためにはどうしたらいいか?
な~んて、色んな兜をかぶり自分のプライドだけが高くなり、だけど兜で重たくなり心が疲れ…しんどくなったりしてるのかな?
兜を脱ぎたくないから新たな兜をかぶってしまってたりするのかな?
でももっとシンプルでいいんじゃないかな?
俺、大人になりたくない。と今日甥っ子が言った。
きっと今のクラスメイト、担任と離れたくない!ってことなんやろうけど。
確かに大人になると色々ある。
だけど生きていく力、生きていくために大切なこと、もうしっかり学んでいるよ!
それを自信に繋げて欲しい。
そんな色んなことを中学生に教わった2日間でした。
息子達にも色んな失敗を経験して周りの人にも支え支えられ感謝し自分の自信に繋げて生きる力をつけていってもらいたい。
そんな心が持てる子に育てられるよう私も生きる力を分厚くしていきたい。
こんなことを学べる機会を与えてくれたのはお父さんのような気がしてならない。
ありがとうお父さん。
お疲れ様、甥っ子くん。
そして感動をありがとう♡












