厳しい残暑が続きますが、太陽は空の真上には来なくなり夕暮れが早くなるなど、秋めいてきました。

どんぐりも実り始めており、来月10月は本格的などんぐりの季節となります。


コナラ(2025年9月13日 横浜市内)

コナラ(2025年9月13日 横浜市内)

クヌギ(2025年9月15日 横浜市内)
マテバシイ(2025年9月15日 横浜市内)

毎年夏になると日本のどこかで最高気温を更新するようになり、温暖化が進行しているのは明らかです。

本当は今すぐにでも自然環境を手厚く保護するとともに復元も行ない、こうした環境に負荷をかけない生活様式に切り替えなければ、このまま地球環境危機は進行していくでしょう。


今でもその兆候が現れているとおり地球環境危機が進行すれば、暑さで育たずに枯れていく木々や草花が増えてくるでしょう。もちろん農作物もです。食料は高騰し、世界的に飢饉の事例も増えてくるでしょう。無論これは気候変動の影響の一部に過ぎず、他にも様々な恐ろしいことが起こると予測されています。


にも関わらず、依然として自然破壊を伴う開発(開発を進めることは、地球環境に非常に大きな負荷をかける生活様式を広げることを意味します)が続けられているのは、私には狂気にしか見えず、その様子に閉口してしまいます。


私は中学生のころに自然保護に目覚め、大学生のころから自然観察会を開くようになりました。

それ以来、長年、自然を守ることに繋がるような活動をしてきましたが、このような世の中の様子を見ると非常に残念でなりません。


それでも、自然と共存する持続可能な社会の成立のために、後の世代に何か残せるものはないかと考え、リーフレット型の自然解説を兼ねたミニ図鑑のようなものを作成しようと新しい活動をし始めたのが、昨年の10月でした。


以降、2ヶ月に1つのペースで作成し、今まで次の6つのリーフレットを作成してきました。

今後も新しいリーフレットを作成していきます。


①どんぐり図鑑

②どんぐり図鑑〈解説編〉

③紅葉と草の実図鑑

④春の七草

⑤横浜水道の水源をたどる小さな旅

⑥失われた横浜の自然を探しに ~海岸沿いの崖地と海浜植物~


これらのリーフレットは、著作権は保持していますが、商用利用や無断で改変したりしない限り、自然観察や環境学習目的で自由にプリントしたり配布したりしていただけるようにPDFファイルをお配りしています。