聞き耳を立てていたわけではなく、自然に聞こえてきました。
おばちゃんが得意気に
「先日、横浜駅で○○さん(裁判官の名前)を見かけたよ」
「○○さんも電車で見かけたことあるし」
おっさん
「そりゃ、裁判官だって電車乗るさ」
おぱちゃん
「○○弁護士、事務所この辺(裁判所の近く)ではなく、不便な所よ」
裁判官、検事、弁護士は、傍聴マニアにとっては有名人ですので、大変です。
特に裁判官や検事は、飲み屋に行くのにも気を遣いそう。
ましてや怪しいお店にはなかなか行けないでしょうな。
(行ってる人もいるとは思いますが)
裁判官や検事は、執行猶予中の被告人とバッタリ街で会うことだってなきにしもあらずです。
被告人からすれば、裁判官と検事の顔は二度と忘れないことでしょう。
特に嫌な印象がある場合には。
そんなわけで、3年ごとに転勤があるのも納得です。
裁判官、検事もなかなか大変な稼業だ。
裁判官、検事とは、誠実に仕事を果たしたとしても、ときに人から恨まれることがある、哀しい職業。