右陪席裁判官がヤル気がない理由 | 【副業に最適】おっさんが横浜でウーバーイーツの配達員をやってみた

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法壇の上に三人の裁判官が座っている、その三人のことを合議体と言います。

三人のうち、真ん中の裁判官が裁判長。

裁判官側から見て、裁判長の右側に座っている裁判官のことを、右陪席裁判官、

反対が左陪席裁判官といいます。


・左陪席裁判官→三人の中で一番若くて、裁判経験が少ない、おおむね裁判官歴五年未満の人。

・右陪席裁判官→五年を超える経験があり、裁判官の経験という点からすると裁判長と左陪席裁判官の中間


左陪席裁判官は記録をよく読み、尋問もよく聞く必要があります。なぜなら、自分が判決起案をするからです。

ところが、右陪席裁判官は起案せず、左陪席裁判官が書いた起案を見て、おかしな点をチェックするにとどまります。

右陪席裁判官と裁判長は単独事件(一人で担当する事件)を持っています。

単独事件は一人で判決しなければなりませんので、右陪席裁判官は単独事件にエネルギーを使い、合議事件のほうはどうしても手薄になってしまいます。


ややもすれば、緊張感がゆるみ、ほとんど質問しなかったり、寝ていたりするのは上の事情があるからです。


それを知らないと、

右の若手は積極的でヤル気があるのに左の中堅はヤル気ないなあと傍聴人は常に感じることでしょう。


でも、左の中堅の中にも積極的な裁判官がいると大変好感を持ちます。

合議体を傍聴したときには、(ヤル気の有り無しがハッキリしている)左に注目するのが通の見方です。


追記)

まだ数件しか傍聴していないので断定はできませんが、

左陪席で、前澤裁判官は流すタイプ、大森裁判官は真面目に参加するタイプでした。

(ともに女性。ちなみに、前澤裁判官は単独事件の際にはしっかり仕事しています。力の入れるところ抜くところメリハリをつけるタイプなのでしょう)