わたしは配偶者の海外赴任に帯同し退職し渡星することにしたのですが、その際に行った様々な配偶者側の手続きについてまとめてみました。実際にはこれらの他に扶養追加関連の手続き(こちらは主に夫に対応いただきました)があったので、含めてExcelでTBシート作成し夫と共同で管理していました。

 

状況によって必要な手続きはかなり変わると思われるのでわたしの状況を記載すると、夫の海外赴任は1年以上前、今回、退職・扶養追加・DP取得・賃貸の家を解約 し、シンガポールにきました。準備の開始は3か月前から行いましたが、退職手続きや転居手続きを優先してしまったこともあり、もう少し早めに手を付けるべきだったという後悔もありますアセアセ

 

DP取得手続きはEP所有者(わたしの場合には夫)の勤務先で対応いただけるので主体的に動くことは少ないかと思いますが、ご自身の手続きに支援いただける組織はありませんし、そもそも「海外引越し飛行機という難敵と戦いながらの手続きになるのですっごい大変ですよねアセアセとんでもなく長くなってしまいましたが、どなたかの参考になれば幸いですニコニコ

お子さんがいるかたは学校の手続きなどもありもっと大変な中恥ずかしいのですが、仕事と同じくらいタスクとスケジュール管理が必要では・・。

 

1.予防接種

渡航する国により予防接種する病気が変わり、接種するワクチンにより回数・周期が異なります。種類は場所ごとに流行する感染症が異なるため病院で相談することができ、私は3か月前に病院に行き計3回通院しました。病院は複数回訪問するため、勤務先やご自宅から行きやすい場所が一番かと思います。また、「●週間後」というスパンで接種が必要なので、なるべく行きやすい曜日に一回目を行くと、その後がスムーズになります。

母子手帳があると今までの接種履歴がわかるので便利ですキラキラ

 

初回から二回目は一週間あけ、三回目は一か月後でしたので、出国一か月半前には終了しましたが、早めに完了することができ安心しました。

 

 

2.渡航前診断

いわゆる健康診断で、多くの企業では帯同家族の健康診断費用を負担することができるようです。わたしは自身の勤務先での健康診断が直近であったので改めては実施しませんでした。

結果が来るのにしばらくかかるのと、内容によっては再検査が必要なため、できれば早めに、3か月以上は前に受診したほうが良いと思います。というのも、わたしは間に合わず再検査が受けられず渡航してしまいました・・・・アセアセ

 

3.雇用保険失業給付受給期間延長

退職するため雇用保険より失業手当が受給可能・・・と思ったのですが、海外渡航している場合には「求職中である」とみなされないため失業手当の受給はできず、認められれば給付期間延長ができます。わたしが手続きした渋谷区ハローワークでは、申請に必要な用紙を受け取りにいくと、A~Fの必要書類の詳細が書いた紙をいただけました。

 

記事を記載するにあたり、ハローワークのHPに手続き詳細や書類の掲載がないか確認しましたが、現時点では無いようでした。退職から渡航までに二週間ほどだったため、退職前にハローワークに訪問し各種書類をもらい、できるだけ国内にいるうちに完結したく質問しましたが「(書類の有効期間など)細かい点については書類を受け付けてからか判断するため、回答は変わるかもしれない」とのことでした。最終的には出国しなければ書類がそろえられませんが、配偶者の勤務先に対応いただく書類もあるので早めに手を付けたほうがよさそうです。
 

A:雇用保険被保険者離職票-2 又は 雇用保険受給資格者証

ハローワークでは、退職後一か月ほどで退職した会社から届くと聞いていたのですが、わたしが在籍していた会社では請求すると発行する書類とのことでした。どちらが正しいのかはわかりませんが問い合わせてよかったですアセアセ

 

B:受給期間延長申請書

複写式の書類で、これをもらいにハローワークに訪問する必要があります。ハローワークでの窓口は失業保険受給の相談窓口でした。ぜひ複写をやめてHPにPDFで貼っていただきたいです笑い泣き

 

C:住所および年齢の確認ができる官公庁発行の書類コピー

この住所で管轄のハローワークを確認するそうですキラキラ

 

D:配偶者との続柄確認資料(世帯住民票、世帯除籍票等)

わたしは海外転勤とほぼ同時に入籍したため住民票は別々のままでしたので、全部事項証明書で受け付けていただけるかを相談し、おそらく問題ないとのことでした。有効期間はおそらく6か月以内とのことでしたが・・・少し怪しそうでしたアセアセ

 

E:出国スタンプのあるパスポートのコピー

この書類が必要なため、出国時にスタンプを押すようお願いする必要があり、絶対に出国前にすべての手続きを完了することはできません笑い泣き

 

F:配偶者の転勤辞令コピー

転勤辞令が紙で交付されないことを伝えると、配偶者勤務先に記載してもらえるような所定の用紙をもらえます。転勤辞令を紙でもらう会社ってあるのでしょうか・・・・もらってもイチイチ保管しませんよね・・・・これもPDFでどこかに貼っていてほしいと思ってしまいました。

 

G:返信用封筒

手続きが終わった書類を返送する際に使用していただく返信用封筒です。海外住所は不可とのことでした。

 

 

4.銀行口座

2020年10月ごろ調べた限りでは、都市銀行3社・三井住友信託銀行プレステアにて、海外居住者向けのサービスがありました。保有していた三菱UFJ銀行HPには ①海外居住者とする手続き②海外向けサービスに申し込む には、来店しての手続きが必要、海外向けサービスの申し込みには約2週間の時間が必要 との記載がありました。

 

銀行にいくとその時点で渡航までに15日程度(そのうち最後3日間は住まいを引き払い実家にいる)だったので、②海外向けサービスの申し込み は間に合わないかもしれないと話があり、①海外居住者とする手続き を実施すれば、海外向けサービスの申し込みはしなくとも、引き続きアプリで口座金額の確認は可能で、ワンタイムパスワード発行の機械を持参することで海外でも振り込み手続きが可能となる とのことでした。

②海外向けサービス がなにができるのかは、最後までわかりませんでしたが、今のところ不自由はしていません。

 

銀行に来店する必要があったので退職後に手続きを始めましたが、ワンタイムパスワード発行の機械は郵送になるとのことで、ちょうど転居と重なってしまい銀行のかたにはご心配をおかけしました。一か月程度前に手を付けることをお勧めします!

 

5.カード会社手続き

事前準備として、保有カードの整理と明細のWEB受け取りを実施し、最終VISAとJCBを残していました。

保有するカードのうち1枚はANAカードで海外への住所変更は郵送での手続き(国内住所変更はWebで可能)、もう一枚は銀行キャッシュカードと一体型だったため、4.銀行手続き で同時に実施しました。わたしは転居の時期と重なってしまいカード会社からの書類が届かず・・・・早めに手を付けることをお勧めします!

 

6.郵便転送届

一般的な引っ越しと同様に転送届を出しました。物件の引き渡し日を転送開始日として、転送先はわたしの実家としたのですが、最後まで銀行やカード会社の郵送手続きがあったので、書類の所在がわからなくなりかなり混乱しました。手続きはもう少し前広にやればよかったです。

 

7.携帯電話

 

二十年使用している番号を変更したくなかったため、au店舗で一時休止の手続きを実施しました。手続きするとその場でSIMが使用できなくなるため手続きは出国直前がよいようです。また、当時新型コロナ対応で通信会社店舗訪問に事前予約が必要だったのですが、わたしは事前予約が間に合わず朝イチで(2番目に入店)しましたが、1時間半かかるとのことでした。

本当は、成田空港の店舗があるはずなのですが、来店予約ができなかったため事前にターミナル駅で実施しました。閉まっているのかもしれませんアセアセ

 

8.運転免許更新

更新期間に日本にいない海外滞在者は、特例として更新期間前に更新を受けることができます。

 

わたしは更新したばかりだったので更新期間には帰国しているかと思い実施していません。失効はかなり避けたいので一時帰国時の実施事項として管理していますニコニコ