SLEの最新治療

SLEは免疫の暴走による膠原病で難病に指定され、推定患者数は10万人で9割は女性(好発年齢は20~40歳)。最近の治療は

(1)グルココルチコイド(プレドニゾロンなど)
 以前は3年生存率が60%と治療が難しかったのですが、この薬が使われるようになってから治療効果が著しく改善され、現在は5年生存率が95%以上となった。しかし副作用が多いの欠点。

(2)免疫調整薬(ヒドロキシクロロキン)
  もともとはマラリアの治療薬。SLEの炎症を抑え、免疫を調整する作用があり、SLEと診断されたら最初に使われる薬です。

(3)免疫抑制剤(シクロフォスファミド)  
   副作用の多いグルココルチコイドの量を減らす目的で治療初期から使用されたり、ループス腎炎を併発した場合に併用されますが、免疫機能を強力抑制するので、感染症、骨髄障害の副作用あり。

(4)生物学的製剤(リツキシマブなど)
   新しい治療法として注目されています。リツキシマブはB細胞に抗体産生を抑制し、特にループス腎炎に対して使用されすが、高価なのが欠点。