J1第12節;名古屋戦@豊田スタ10.5.16.(テレビ観戦)
ACL敗退の喪失感は思いの他きつかった木、金と何とか仕事こなしたものの、土曜日は1日寝込み、体が動かず参戦できませんでしたポハン戦参戦して中3日で名古屋戦に参戦した皆さんには敬意を表します。
W杯中断前の大一番とあって34098人の大入り。アウェイゴール裏も3000人の鹿サポが詰め掛けました。ナルシカは長居に引き続き参戦、junさんとhiroさんの間のどえりゃー場所でナルママと跳ねてました
試合前、5/10日本代表に選出された5選手及びオーストラリア代表ケネディ選手と韓国代表イ・ジョンス選手に花束贈呈のセレモニーが初夏を思わせる陽気で、ACLから中3日の鹿島の選手のコンディションが気になります篤人はポハン戦で左太もも裏を痛め欠場、右イバ左ジウトンの布陣で臨みました。名古屋は玉田・マギヌンをケガで欠くも金崎が復帰、1週間空きベストコンディションで闘志満々です。「ここで勝たなきゃ意味がない」のダンマクもホーム側で見受けられました
17分、三都主が肉離れで交替、ピクシーのゲームプランが狂います。24分に最初のピンチケネディからパスを受けたブルザノビッチにエリア内で粘られDF3人かわされてシュート撃たれるもバー直撃で命拾い
44分、鹿島のカウンターが炸裂自陣でボールを奪った浩二が左サイドの広大なスペースにフィード、前線4人にスイッチが入りますフェリペがよく走って追いつきます。
追いつきざまダイレクトにふんわりクロスを揚げると
上の画像にまだ映っていないしんぞーが追いつき、先に入ったDFに競り勝ち、頭でマルキに折り返します
驚異の跳躍力ですフリスビー犬の面目躍如ですハエの監督には判るまい
マルキ、合わせられないと見るや、走りこんできたノザにトス
浩二→フェリペ→しんぞー→マルキ→ノザと全てダイレクトで繋いだ美しいゴールでした
楽々と決めたように見えますが、インステップキックのフェイクを入れてGK楢崎の重心を右足にかけさせてから
インサイドキックに切り換えてます。ノザにとっては朝飯前でしょうけど、日本代表GKでも取れません。
前半終了間際に鹿島陣内でボールを奪った闘莉王が金崎にパス、そのまま前線に上がり金崎からのクロスをエリア内で胸トラップから左足で強烈なシュートソガの正面をつき難を逃れ、前半終了
後半、ブルザノビッチが眩暈を申し出て吉村IN、ピクシーのゲームプランがまた狂います。ところが試合開始に鹿島が遅刻、円陣もそこそこにキックオフしたのが気になりました。相撲で言う「ふわっと立ってしまった状態」で、岩政が小川を倒しFKを与えると、ボールを繋がれ金崎がケネディにグラウンダーのクロス空中戦にばかり気を取られていたDF陣はボールウォッチャーとなってしまい、足下も器用なケネディに楽々蹴り込まれ開始1分で同点にされてしまいます
この試合、J’sGOALや岩政の話によると、鹿島は闘莉王に対しFW1枚徹底マークにつけ【闘莉王のロングフィードから一気にサイド攻撃】を封じる作戦をとっていたようです。ところが終了間際に闘莉王をフリーにさせてシュートまで持って行かれたことから、作戦の再確認に時間を要したと思われますが、アウェイで対戦相手と主審を待たせるのは良くないホームのサポーターのブーイングが主審の不快感を増幅させる惧れがあります。ACLでも露骨に不快感を表した外国人審判がいました。先のポハン戦の時など0-1でリードされてる時は相手より先にピッチに散らばることもできるのですから、通訳に時間がかかる(ポルトガル語→日本語→韓国語)のを差し引いても、ホームでもさっさとピッチに出てくるべきです(ねっ、新井場部長?)
勢いづく名古屋が前がかりになった頃合いを見計ったように今度は満男のロングフィード下の画像、鹿島のフィールドプレーヤー8人映っています。残り2人といえば。。
ボールが落下した瞬間です。マルキが取りに走り、マルキがボールを奪うことを信じてしんぞーが対角に走ります。
DF増川が先に追いつきますが
マルキ体を入れ、
肩と腰を同時に相手の肩と腰に当てる、教科書どおりのクリーンなショルダーチャージ
DF増川をはじき飛ばします
十分GKを引きつけてから横パスその先には。。。
しんぞーがしっかり走り込んでました
しんぞー楽々ゴールに流し込みます。マ
ルキとしんぞーは本当にいいペアですね
失点直後にGK楢崎とDF闘莉王がマルキのチャージはファウルじゃないかと松尾主審に抗議、これで闘莉王の集中が切れてしまいました。
【釣男(TULIO)劇場その1】マルキに突き倒されたこのお方。。
カードだろ!
なんでカードじゃないの!
信じられない!
納得できないよ!
松尾サン、見てる?
はいはい、いい駄々っ子ぶりでしたよ。
1点リードしてからACL中3日の疲れが出たか、省エネモードに入り、名古屋に流れが行きかけた67分、満を持して本山INヘルニアの手術から復帰、今季初出場ですお帰り、モトやん。。
【本山劇場その1】モトやんはクラッチ?急にアントラーズのパスが回り始めます。さっそく鹿島の10番が魅せてくれましたしんぞーが体を張ってボールをカットするとモトやん、ダイレクトに必殺のスルーパス
マルキ、GKと1対1に
ファーをケアするGK心理の逆を突き、ニアを撃ち抜きました
名古屋を突き放す3点目をアシストしたモトやんですが、集中を切らしません。「マークから目を離すな」
10番の背中が大きく見えます。
【本山劇場その2】ジウトンのスローインからしんぞードリブル突破してシュート
惜しくもファーポスト直撃して跳ね返ったのをノザがよく走って
モトやんに戻し、
モトやん、再度DFの足が届きそうで届かない必殺のスルーパス
このパスに鹿サポ全員『惚れてしまうがなー』です
サイドえぐったノザ、シュート?気味のクロスを入れ
マルキ惜しくも合わせられませんでしたが、ワクワクするような攻撃でした
80分、新井場OUT伊野波IN。イバは前半途中に相手選手に足を踏まれ、親指の爪が剥がれてたらしい。限界まで走り切ったイバに『惚れてしまうがなー』87分、野沢OUT青木IN。ノザもリーグ戦3試合連続ゴールに『惚れてしまうがなー』
【釣男劇場その2】青木にユニ引っ張られたこのお方。。
カードだろ!
何でカードじゃないの!
信じられない!
納得できないよ!
松尾サン、聞いてる?
あいつ、イエローだよね?
ぜったいイエローカードだよね!
松尾主審『貴方がイエローカードです』
俺が?やってられねぇ!
やってられんよ、まったく!
【本山劇場その3】マルキ、しんぞーをケアするDFの逆を突き、ジウトンにパス
ジウトン豪快にシュート
さすが日本代表GK楢崎、指に当てポスト直撃で難を逃れますが
跳ね返ったボールをDFがクリアするつもりが
モトやんにパス。。モトやん、を受け取って
冷静にコントロールショット
見事ネットに突き刺します
ゴール裏の歓喜が画面から伝わります
ゴール後、胸のエンブレムを何度もたたくモトやんに、目頭が熱くなりました(ノ_-。)
チームメイトの歓喜の輪が広がります
終わってみれば前線4人全員得点の1-4で快勝気配り部長のモトやんも復活です
結局試合に出られなかった篤人。ベンチ入りして試合に出なかったのは篤人の入団以来初めてかも
ホント、気配り部長デス
W杯後ブンデスリーガ・シャルケへの移籍が表面化、この試合が篤人の見納めと思って駆けつけた鹿サポ(特に女子)も多数おられたはず。もう1人の気配り部長、浩二が篤人に「ゴール裏に挨拶に行けよ」
篤人ははにかんで手を振っただけでした。モトやん、メインスタンドの拍手に応えます。
天を仰ぐ篤人の心境は。。。
ヒーローインタビューを受けてるしんぞーにチャチャを入れるジウトン
この日の活躍はすばらしかったよ、しんぞー
そしてモトやん、ありがとう
3日前のACL敗戦後、ローカールームでは選手全員泣いていたそうです(I山さん情報)
その敗退のショックを払拭し、最高の形でリーグ中断期を迎えることができました。