今回は私のことを書いてみようと思います

自己紹介ですね

埼玉県出身 
実家は小さな電気屋さん

兄と弟がいます 
真ん中っ子で紅一点


昭和な写真だ(笑)

でも子供の頃は自分のことを男だと思っていて
弟とお風呂に入っていると
「なんで私にはおちんちんがないんだろう」
なんて…
そのうち大きくなったら生えてくるんだと思っていました(笑)

勉強は好きな方で
読書やテレビが好きなインドア派

人から自転車に乗れないと思われるほどの運動音痴ですが
(失礼ですよね 乗れます!笑)
スイミングに通っていたので泳ぐことはできます

高校1年の頃に
「なりたい職業について調べてレポートを出す」
という課題で
【薬剤師】に出会いました

苦手な数学や物理もコツコツと勉強することで
なんとか薬学部受験・進学でき
国家試験も無事合格!

念願の薬剤師になることができました



今では『リケジョ』扱いされますが
どちらかというと文系よりの頭なので
数字を見ると眠くなります…

病院薬剤師を経て
今は調剤専門の薬剤師をしています

病院でお医者さんからもらう“処方せん”という紙を持って
外の薬局で薬をもらう

その、外の薬局で働いています

今までにたくさんの病気の方と接してきました

その中で自分が感じたことは

・今の西洋医学では限界があること
・薬や治療だけに頼って自分の今の生活や性格を変えようとしない人はなかなか治りづらいこと
・それに気がつかない人がたくさんいること

そして私自身も病気になり手術することにまでなって
はじめて気づくことがたくさんありました

私は子宮の病気
【子宮内膜症】でした

社会人になってから生理痛がとてもひどく、
救急車を呼ぶこともしばしば
夜中に親を起こして救急に連れていってもらうこともあったり
その痛みが恐怖に変わり、過呼吸を起こすようにもなっていきました

卵巣の中に内膜症の塊ができ
(いわゆる【チョコレート嚢胞】と呼ばれるもの)
卵巣が腫れ上がり手術

腸にまで癒着が酷くあり
それを剥がすのに時間がかかり
2時間の手術の予定が4時間になったそうです

親や主人には心配をかけました

そしてその当時
結婚して4年ほどだったので不妊治療もしていました

術後のリハビリも経て
さぁ仕事復帰、という段階で
めまいが酷く立っていられない状態

あちこちの病院をまわって
最終的に行き着いたのが精神科…

【うつ病】と診断されました

不妊治療のホルモン剤による副作用と診断

もちろん仕事や不妊へのストレスも関係していたと思います
転勤族の主人と結婚したことでの環境の変化もありますね

なんとか1年ほどで少しずつ体調も良くなり
さぁ仕事復帰リベンジ!と考えていた頃に

交通事故で足首を骨折…
リハビリに1年かかりました



まじです

そんな トホホな経験をしましたが
そこで得られた【学び】がたくさんありました!

自分の身に起こっていることや
聞こえてくる声などは
すべて自分に必要なものと聞きます

私にとって病気やケガというものは
あの時の私には必要な事だったと
今は強く思っています

「病は気から」とよく言いますが

私は

病で気づく

病で気づけ

だということにも気がつきました

病気になる前 グレーゾーンの時から
体から何かしらのサインが出ていたはず
それに気がつかなければ病気まで行ってしまう

でも病気になったからといって
そこで終了ではなく
そこでまた気がつければ引き返せる

そんなことを病気から教わりました

また うつ病も私には貴重な経験

それまでは
ヒステリックになるほどの神経質
家の中の物の場所もミリ単位で決めていて
主人が大雑把に置いているといつもイライラしていました

完璧主義で
自分が決めたことに対して
クリアできなかったら
自分を責める

おまけにうじうじクヨクヨ悩んでしまう
ネガティブ脳

そんな性格が
うつ病になった時に
編み出した戦法(笑)でかなり変わりました

その戦法は…

「ま、いっかー」
と声を出す

そう思っていなくても
声に出すんです

カンタンでしょ

体でまず行動を起こすと
心(頭)もそれに引っ張られる

うじうじ悩みそうになったら

「もういいや」

「ま、いっか」

と 【声に出す】

何回も何回も繰り返していくと
そのうち気にならなくなってくるから不思議

それで今の大雑把で脳天気な私ができあがりました

根っこの部分は今も残っているので
小さなことが引っかかって悩み出すこともありますが
「あ、私 今 グジグジしてた」って気がつくようになり、
気がつければ一歩引いて物事を考えられるようになりました

『気がつく』って大事

それに
自身も“患者”になったことで
検査や手術、リハビリがいかに大変かを身をもって体験したので
患者さんの大変さにも寄り添えるようになりました

仕事にとってプラスです

命に関わる病気ではなかったのですが
私の内膜症のタイプが
《癌化する恐れのあるもの》だったそうです

何度も検査して良性のものである事が判明し、
自分はラッキーだったなと
神様に感謝しました

ある時 とある方から
「女性特有の病気になる人は自分の中の女性性を否定しているんだよ」
と教わりました

そこで私の中で腑に落ちました

子供の頃 私は男兄弟に囲まれて
自分も男だと思っていたことを思い出したからです

母が私の部屋をピンクだらけにしたり、
フリフリの洋服を着せたり、
リボンで髪をツインテールにしたりというのが
すごく嫌だったんですね

せっかく今 女に生まれてきたんだから
女性であることを楽しみなさい
とアドバイスをいただていから

素直にピンクが好きになりました


単純 (笑)


起こってしまった悲しい出来事や
辛い経験というのは
やはり辛く苦しいものでしょう

けれど
それは自分を成長させてくれる何かがある、と
視点を変えてみてください

気づくことで
過去は変えられます

辛く苦しい過去も
『今の私を作るために必要だったこと』として
私にとってはプラスと捉えています

けれどやっぱりあんな痛い思いはもう二度としたくないので
自分のからだを変えるために
過去の私は模索していきます

そして【発酵】と出会いました

この続きはまた次回…

長文失礼いたしました
お読みいただきありがとうございます

この私の経験で
悩んでいる人の救いになれば
幸いです

心養美~こよみ~ 浜島 有美