肌に刻む生き様 | Still Love You Guys

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Bless BTS and Jimin

 
前置きすっ飛ばしていきます。
わたくし自分でもびっくりしたのですが、今までグクのタトゥーについてブログでまともに言及したことがなかったみたいなんです。
グクのタトゥーに反対するアミがいて、グクが一時期タトゥーの入っている右手を隠していたことはもちろん知っていました。
私は大半の?アミと同様、隠さず堂々としていればいいんじゃないかなと思っていました。
むしろARMYの文字とBTSのロゴを入れてグループとファンに対する愛情深さを表現してくれているのに、反対する人は何がそんなに不満なんだろうと思っていたくらいでした。
 
 
ですがそんな私でも最近ですね、具体的には小宇宙ファンミの時期くらいからでしょうか。
とりあえずグクの腕がタトゥーで埋め尽くされ始めた辺りから、グクの腕を見ると反射的にギョッとしてしまうことがあるんです。
誤解のないよう言わせていただきますが、私はグクの首から下が全てタトゥーに覆い尽くされたとしても、それが理由でグクのことが嫌いになったりはしないと思います。嫌いにはならなくてもさすがに引くかもしれませんけど笑
何が言いたいかというと、タトゥーの入れすぎでもはや黒くなってしまっている右腕にギョッとしてしまうのは、グクの人格を疑ったり、幻滅したりすることとは関係ないのです。
にも関わらず無意識にギョッとしてしまう自分に少し自己嫌悪を感じてしまうので、その理由を一生懸命考えてみました。
 
簡単に言えば、全ては私が日本生まれ日本育ちの日本人(正確には帰化人)という理由にあると思うのです。
日本はタトゥーに対する抵抗が強い国です。
その理由のひとつは、どうしても刺青を連想させてしまうからです。
刺青といえばヤ◯ザのイメージが強いので、「タトゥーを入れている人=素行が悪い人、まともじゃない人」の法則がナチュラルに出来上がってしまっているわけですね。
◯クザと実際に関わったことがある人はあまりいないはずなのですが、漫画・アニメ・ドラマ・映画でヤク◯は度々登場します。
日本人はフィクションでヤ◯ザを扱うのが好きで、なんならギャグ要因やヒーローに仕立て上げてしまうこともあります。
創作だとコミカルかつハートフルに描かれることも多いものの、非人道的・暴力的な存在の象徴であり、リアルで関わってはいけないのは誰もが知っていることです。これは日本で育った以上、いつの間にか根付いてしまうのでどうしようもないと思います。
というわけで刺青と同じ枠にあるタトゥーには反社会的なイメージが付き纏います。風評被害といえばそうなのですが、事実だと思います。
そんな日本で堂々とゴリゴリのタトゥーを入れる強者には前述の通り「まともじゃなさそう」というレッテルが貼られてしまうのです。
就職に不利だったり、銭湯やプールへの入場をお断りされたり、タトゥーを入れるメリットが少ない日本社会が余計にそのイメージを加速させているのではないかと思います。
第二に、日本はアイドルに清いイメージを求めるというのが大きいと思います。
少なくともアイドルとして現役バリバリの時期は恋愛(コンパなどですら)も、タバコも、耳以外のピアスも基本的には良くないものとされているのに、タトゥーが良く思われるわけもないですよね。
例えば乃木坂46のメンバーやKing & Princeのメンバーががっつりタトゥーを入れていたらやっぱり「えっ、マジ…?」ってなっちゃいますよね。
アイドルに対して守ってあげたい、寄り添ってあげたい、親近感を感じたいと思うファンが日本には多いです。
ただでさえ良いイメージのないタトゥーを応援したいアイドルが堂々と入れることに抵抗を感じる人は後を絶たないでしょうね。
 
というわけで、私がグクの腕にギョッとしてしまう理由がおわかりいただけたでしょうか。私の場合はアイドルには清らかで居てほしいとかそんな理由よりも断然ヤク◯の影響が大きいですね。目も当てられないようなシーンのある任侠映画を観ることがあるので、どうしてもあれほどタトゥーが入ってると刺青っぽく見えてしまうんですよね。
韓国でのタトゥーに対する意識はどうなのかというと、私が調べた限りはもちろん日本よりは寛容だけど、かといって欧米ほど寛容ではないという感じでした。
 
 
ユンギパパも過去にこんなことを言ってましたしね。
今見るとすごい会話だwグクはこの頃から既にタトゥーに憧れがあったのね。
とはいえアイドルがタトゥーを入れることへの抵抗は恐らく日本より薄く、むしろアイドルのような若い世代でファッションの一環となってきているのではないかと思います。K-POPアイドルでタトゥーを入れている子、何人か知っています。
日本もアイドルはともかく若い世代では割と広く受け入れられているのではないでしょうか。
それでもやはり前々から根付いているアウトローなイメージが強いため、タトゥーは嫌だと感じるファンが日韓共に一定数いるのは事実。グクのタトゥーに反対するARMYの主張も納得できます。
グクはビジュアルがもともと爽やかで甘いマスクですし、BTSの可愛い末っ子として浸透していたので、タトゥーを入れたという事実だけでショックを受けるのはわかります。
グクの心はすさんでしまったのかな?世界的スターになって良くない影響を受けてしまったのかな?と不安になってしまうのも無理はありません。
ただ、タトゥーを入れたからといってグクの人間性までいとも簡単に否定してほしくはないなと思うんです。
実際にグクがタトゥーを入れて劇的に素行が悪くなったり、仕事に対して不真面目になったりしたのなら別ですが、私が見る限りグクは変わらずBTSとARMY一筋の好青年ですし、不動の愛されマンネです。
最近ではVLIVEで深夜に無料パジャマライブを敢行するサービス精神といい、本当に本業とARMYが好きなんだなと思います。
それに右手を隠していた時期があったことからして、タトゥーに対しての批判もあると本人も把握している中で今なお増やし続けているわけですよね。
例えば何かあったときに「やっぱりタトゥーなんか入れ始めたせいじゃないのか」と言われる可能性があることも承知でやっているわけなので、逆に道を外さず、気が引き締まるようにも考えられます。
タトゥーは簡単に消せないという特性もあって、個人的にはグクの生き様が感じられるんです。
K-POPアイドルは俳優などに転向するコースがメジャーですが、俺はずっと歌手として生きていくんだという覚悟がグクにはあるんじゃないかなと思います。
それに欧米でタトゥーはただのファッションでありアクセサリのようなものなんですよね。ビルボード連続1位を獲ったり、アメリカのメディアやアワードにがっつり出演している今、そういう感覚も欧米に寄せていきたいと思っているのかもしれませんね。グクは昔から影響を受けやすいイメージですし。さっきから深読みしすぎかな?
 
なんだかグクのタトゥーを肯定しなきゃいけない理由を必死に並べている人みたいになってしまってますが、私は無理に正当化しようとは思っていないです。これからもずっと腕を見るたびギョッとし続けるかもしれないし、正直さすがに多すぎよなと思っています。
なので「いくらグクはグクのままでもやっぱタトゥーは無理!さよなら!」ってなる人が居ても不思議ではないし責められもしないです。
「タトゥーさえなければ好きでいられたのに…」と思う気持ちもまあわかりますが、グクも1人の人間であってなんでもファンの思い通りに生きてくれるわけではないのでそこは諦めましょう。
 
グクの腕が目立ちすぎるのでグクだけの話みたいになってしまっていますが、我が推しジミンちゃんもタトゥーを入れているんですよね。

 

 

でもジミンちゃんのタトゥーにギョッとしたことは今のところないです。
グクもまだ右手に留まっていたときは全然気になりませんでした。
私の場合は多すぎるとびっくりしてしまうだけで、タトゥーを入れただけでショックということはないんですよね。そう、刺青を連想させないでくれさえすれば…笑
こういう時ばかりはタトゥーの感覚が柔軟な欧米に生まれたかったなーと思うブログ主なのでした。
まあ、任侠ものは嫌いじゃないしこれからも観たいものがあれば観ると思いますけどね♪
 
 
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