顔と人気と人格と | Still Love You Guys

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Bless BTS and Jimin

 

 

最近テテがサムネの記事があまりなかったようです。テテペンの皆様、お待たせいたしました。

 

 
LE SSERAFIMのガラムに関する騒動、鎮火するどころかどんどん騒ぎが大きくなってついに活動休止に至ってしまいました。
前の記事で推測した通り、過去に学友との間でいざこざがあったのは事実だったようです。デマであってほしいと願っていましたが、ここまで来るとただの可哀想な被害者だと信じるには無理がありそうですし、イメージの回復もかなり難しいと思われます。
言うまでもなく一番不憫なのはメンバーですが、5人体制のステージは好評だったようで、この短期間で仕上げてきたのはさすがですね。正直なところデビューしたばかりですし、実力的にガラムがいなければどうにもならないというわけでもないと思います。でも、「もう5人でいいよ」と言われるのもメンバーにとって傷つくのではないかと思います。かといってガラムに無理に活動を続けさせたところでガラムもメンバーも心ないバッシングに傷つくわけで、どう転んでも関係ないメンバーが傷つくのが気の毒でなりません。
実際、一度ついた印象の悪さはなかなか消えないので、今のところ脱退するのが一番丸く収まるようにも思えるのが悲しいですな。脱退してほしいわけではありませんが、中途半端に復帰してほしくはないですよね。
いくら反省していたとしても、いじめに加担した過去があるにも関わらずアイドルデビューしてスポットライトを浴びようとするのはさすがに反感を買ってしまうんでしょうね。
学生時代に何かしらトラブルがあって重めの処分を受けたことを、暴露がある前からソスとHYBEはどこまで把握していたのかが気になります。承知の上で隠し通そうとしていたのかどうか。
過ちを犯したのかもしれないけど、ガラムはまだ16歳です。まだ事件の全貌が明らかになってないのにも関わらず四方八方から袋叩きにされ、デビューして1ヶ月も経たぬうちに活動休止に追い込まれ、他のメンバーにも多大なる精神的負担をかける事態を招いたのは事務所の責任ですね。
ガラムが処分を受けるに至った詳細な説明を事務所が出していますが、納得がいっている方は少ないようです。もし全て本当ならドラマ化不可避なくらいガラムが逆境に晒されるヒロインですね。
とりあえず「完全に対応間違ってました!申し訳!」って認めてほしいしその方が楽なのにね。
 
 
では本編に入ります。
顔でどんな印象を持たれるかってすごく大事ですよね。顔でどれだけ人生が左右されるのか、またアイドルにとっての顔の重要性について持論を展開してみたいと思います。
 
美しいものや綺麗なものに惹かれるのは、遺伝子レベルで刻み込まれている人間のサガだと思います。
フィクション、特に恋愛ものには必ずと言っていいほど絶世の美男美女キャラ(モテモテ)が登場します。超絶イケメンヒーローが不遇のヒロインを救う、超絶美女ヒロインが鈍感主人公にデレるなど、恋愛模様に絡む美形キャラの設定には誰もが夢見るロマンが詰まっています。
強力なライバルの登場や、モブに心ない嫌がらせをされるなど、現実ではあまりお目にかかれない展開も、美形キャラが関わることで説得力を持たせることができます。
 
ルッキズム(外見至上主義)、つまり見た目だけで人を判断するのはもちろん良くないのですが、人の第一印象はどうしても見た目や雰囲気で決まります。
顔が美しければ美しいほど多くの人に刺さり、美しければ美しいほど好感度が高くなりやすいです。
顔が良い人はその場に居るだけで華があり、注目してもらってなんぼの世界では必要な存在です。それがどのアイドルグループにもビジュアル担当がいる理由ですね。
アイドルはファンの支えあっての職業なので、ファンになってもらうために第一印象で惹きつけることは非常に重要なのです。
 
同性・異性問わず芸能人・一般人問わず、美男美女には人が寄って来ることが多いです。
美形というのは高いステータスとして扱われるので、美男美女とお近づきになることで自分の価値を上げたいという心理が働きます。それは友情であろうと愛情であろうとさほど変わりません。
こんなことを言うとまるで利用されているかのようで、人を高級ブランド品か何かだと思ってるのかと不快に思われるかもしれませんが、顔の良し悪し関係なく人間関係に損得感情は付きものです。
例えばお金にだらしなかったり、約束を守ってくれなかったりなど、付き合っても損ばかりする友達や恋人をずっと大事にする気には普通ならないですよね。あと理解しがたいレベルで不潔だったり、逆に潔癖すぎたり。
人間は基本的に価値観や波長が合う、もしくは高めてくれる人と付き合いたいものです。ほとんどの人は生きづらい人生を歩みたくないし、順風満帆で充実した人生を送りたいと望みます。
そのためにはやはり人間関係が肝になってくるわけです。よりスペックの高い人間と付き合うことで、あわよくば勝ち組になりたいと望む人も多くいます。美男美女に人気があるのは、顔の良さ=スペックの高さだからです。
利用する気満々な人間もたしかにいるのかもしれませんが、中には心から大事に思ってくれる人がいるでしょう。選ぶ立場になれるのは羨ましいことです。いろんな人と関わり、本当に深く付き合いたい人だけを選べばいいのです。選び選ばれるのは相手も同じでお互い様ですから。そうやって人を見る目を養うことで、自らの人間力も上がっていくと思います。これは美男美女に限らずな話ですね。
 
しかしながらいくら顔が良くても、性格に難があり過ぎるとあまり人は寄って来ない、もしくはすぐに離れていくかもしれません。
フィクションでは高飛車でわがままな美形キャラがよく登場しますが、リアルな美男美女はむしろおっとりした性格の人が多いような気がします。
おそらく幼少の頃から可愛いと褒められて育つでしょうし、特に自分から何かアピールをしなくても注目されますし、困った時に手を差し伸べてもらえることが多いのでガツガツ行く必要があまりなさそうなんですよね。その分したたかになることはあるかもしれませんけど笑
少なくとも、コンプレックスや劣等感を拗らせることは少ないんじゃないかと思います。
人を取り巻く環境は十人十色なので、一概に言えるはずもなく完全なる私の主観です。でも、顔が人格形成に大きな影響を及ぼすのは確かだと思います。
 
顔の造りや人間性と同じくらい、清潔感や爽やかさも大事です。雰囲気イケメンという言葉があるくらいで、特別目鼻立ちが整っているわけでなくても好感を持たれるタイプがいます。
例えば小汚いイケメンと爽やかなフツメンだったらおそらく爽やかな方がモテると思います。
さらに韓国ではスタイルも重要視されます。身長があってスタイルが良ければよりビジュアルの評価が上がります。
ただジミンちゃんをはじめ身長以上に魅力があって人気を得ている芸能人はたくさんいますし、逆にウォニョンちゃんのように顔は飛び抜けて美しいわけではないけどスタイルの良さで圧倒的存在感を放つ芸能人もいます。
顔もスタイルもその人の魅力を大幅に底上げしてくれる要素ではあるけど、それが全てとは言えないんですね。
芸能人はさらにイメージ商売なので、実力や人間性も伴っていないと厳しい目で見られるイメージです。韓国では最近特に人間性の方でそんな風潮が強まっているような気がします。
 
整った顔に生まれると基本的に得することが多いと思います。しかし、勝手なイメージを植え付けられる、本当の自分をわかってもらえないなど悩みも抱えるかもしれません。
そんな人たちにとって芸能界はある意味ぴったりな場所ではないかと思います。どうせ顔で一方的に好感を持たれるなら、開き直って顔を武器にし、人前に出る仕事をしてガンガン稼げばいいのです。
誰もが認めるイケメンや美女なら、スカウトされたりオーディションに受かる可能性も高いですし、無事に芸能界入りすれば事務所からも推されるはずです。
我々が美男美女に惹かれるのは憧れの感情であることが多く、ファンは偶像をありがたがる生き物です。憧れは理解に最も程遠い感情だと言われているように、「推しも人間だ」と頭ではわかっていても、やっぱり自分にとっての理想でいてほしいと夢見てしまうものです。結婚や熱愛で人気が落ちるのは現実に引き戻されてしまうからでしょうね。
ファンは推しの全てを理解できる存在ではありませんが、同世代の芸能人たちは同じ立場で活躍し同じ悩みを共有できる仲間です。彼らは同業者でライバルとも言えますが、心を通わせ理解し合えることがたくさんあると思います。
プライベートを追い回されたり、変な人に好かれる確率が高かったり、勝手な噂を立てられたりなど、芸能人ならではの苦労は数えきれないほどあります。酷い時は名誉毀損や誹謗中傷を受けたり、韓国で有名なサセンなど、心を病んでしまうほどの苦痛を受けることもあります。
ただ、人前に出る仕事をしている以上、有名税として割り切るしかないところもあると思います。本当に辛い時は助けを求めたり法的手段を取るべきですが、最初から芯の強さと覚悟が必要な仕事でもあると思います。
 
顔の話題で避けられないのは整形です。整形とは言うまでもなく、お金をかけて理想のパーツ、理想の顔を手に入れることです。
日本は整形に対して抵抗を持つ人がかなり多いです。綺麗になりたいと思うのは普通のことだし、誰にも迷惑をかけていないのにどうしてなのでしょうか。
コンプレックスに苦しむパーツに手を加え、前向きに生きられるなら良いことです。本人が満足しているなら誰にも批判する筋合いはありません。しかし、人前に出る仕事でプチ整形には収まらないほど手を加えている場合は勝手が違ってきます。
美しいものに魅了されるのは人の摂理なので、美しいと思われたいのはごく普通の欲求ですが、大金をはたき、顔にメスを入れてまで綺麗になり持て囃されようとすることに引いてしまう人は多いと思います。
しかも整形していることをわざわざ公表する人は少なく、さも「元からこうでしたけど?」みたいな体でいますよね。明らかに昔と顔が違えばこのご時世すぐにバレますし、やはり大胆に顔をいじっていると隠しきれない不自然さを本能的に感じてしまうものです。整形していることがほぼ明らかなのに、平然と美形キャラを通そうとする神経の太さが反感を買ってしまうのだと思います。たしかによく考えると、整形していることは堂々と言えないのに、どう見ても整形した顔で堂々と人前に出るって不思議ですよね。
結局のところ、大金をかけて綺麗になっても生まれつき美しい人には敵いません。ですが、整形することで満足するならそれは個人の自由です。ただやり過ぎは引かれるのでプチ整形くらいで留めるのがちょうどいいですね。
でも、整形なんかしなくても十分魅力的な顔をしているのになぜか整形してしまう芸能人もいますよね。芸能人は常に顔を晒す職業なので、顔のパーツにコンプレックスを持ちやすいのかなと思います。「もっと綺麗に、完璧に映らなければ!」という必要以上の欲やプロ意識が行き過ぎてしまった結果なのかもしれません。
個人的には整形顔と揶揄される方がよほどコンプレックスを感じそうなものだといつも思うのですが、やる前は「大丈夫バレない、ちょっと鼻高くするだけだもん」みたいに思ってしまうものなんですかね?
アイドルなら実力や表現力があれば十分に輝けますし、今はメイクで別人のように化けられるので、わざわざ不自然さを買う必要はないのになと思ってしまいます。
結局、見た目も生き方も無理しないのがなんやかんや一番魅力的に見えると思います。生まれつきの美男美女はただただ幸運ですが、本当に幸せになれるかは自分次第です。
終わり。