4月8日は花まつり。お釈迦さまの誕生日です。

 
芬陀利華(ふんだりけ)は白蓮華(びゃくれんげ)のこと。白い蓮の花のことです。
 
仏教讃歌に「芬陀利華」という曲があるのですが、作曲は山田耕作さんなんですね。
山田耕作さんといえば、大田高校の校歌の作曲をされています。
 
かつて谷口先生が大田高校にいらっしゃったとき、楽器の修理で伺うことが度々ありました。(かつて管楽器の修理をしていたので)
四月は入学式の前だったのでしょう。谷口先生がピアノを弾かれていました。それがとても魅力ある素敵な曲だったので先生に「いい曲ですね、なんという曲ですか」、と尋ねたのです。するとその曲は大田高校の校歌で作曲が山田耕作さんであること。そしてその当時の人が作曲を依頼されたときの楽しいエピソードなどを聞かせていただきました。なつかしい思い出です。
 
仏教讃歌「芬陀利華」の作曲も山田耕作さんです。やはりハーモニーやメロディがとても美しくて素晴らしい曲です。西本願寺で法要の合間によく流れているようにも思います。
 
ちなみに作詩した川上清吉さんは浜田の方なのですね。大田市図書館の郷土資料コーナーに川上清吉さんの全集があって、親鸞聖人の著述や浄土真宗についてとてもお詳しい方であったことがよくわかります。
 
芬陀利華(ふんだりけ)
作詩: 川上清吉
 
よしあしの間(はざま)をまよい
より処(ど)なきただびとすらや
みほとけのちかいをきけば
おおいなるみむねをうけて
うつし世のにごりえにきく
かぐわしき芬陀利華(しらはちす)かも
世の人のうちに勝れて
上もなき人とたゝえん
みほとけはかくこそは言(の)れ
 
とてもいい曲ですが詩は文語調ですぐには分かりかねました。
でも、お正信偈の中の言葉から作詩されていたのですね。
 
一切善悪凡夫人(いっさいぜんまくぼんぶにん)
聞信如来弘誓願(もんしんにょらいぐぜいがん)
仏言広大勝解者(ぶつごんこうだいしょうげしゃ)
是人名芬陀利華(ぜにんみょうふんだりけ)
 
一切善悪の凡夫人
如来の弘誓願を聞信すれば
仏、広大勝解の者(もの)と言(い)へり
是の人を芬陀利華(ふんだりけ)と名づく
 
いとおろかなるものとても
ほとけの誓い信ずれば
すぐれし人とほめたまい
白蓮華とぞたたえます
 
善人でも悪人でも、如来の本願を(聞いて)信ずるものを、世尊は智慧者とあがめられ、それは白蓮華のようだとほめられる
 
☆☆☆
 
長泉寺で毎朝くり読みしている「拝読 浄土真宗のみ教え」では
 
聞くことは信心なり
 
母に抱かれて笑う幼子は、母の慈しみを信じて疑うことがない。慈愛に満ちた声を聞き、ただその胸に身をまかせ、大いなる安心のなかにある。
 
聞其名号(もんごみょうごう)といふは本願の名号をきくとのたまへるなり
きくといふは 本願をききて疑ふこころなきを聞(もん)といふなり
またきくといふは 信心をあらはす御(み)のりなり
 
とお示しくださっています。
 
☆☆☆
 
浄土真宗の信心は「ご信心」
ご信心はいただくばかり
聞こえたまんまがご信心
 
よき師より
お聞かせいただいたことを思い出します。
 
「芬陀利華」の美しいハーモニーとメロディ
そして詩にこめられたお心。
くり返しくり返し 聴きいっています。
 
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蓮の花の三つの徳については、また次回にー。
 
南無阿弥陀仏(^人^)
 
#聞信