母の日のこと覚え書き | 自分らしくしなやかに

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自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

むかし子供の頃、母の日だったか母の誕生日だったかに

子供にしては大金で、多分お年玉を貯めたもので

母にサンダルを買ってプレゼントして

あっけなく交換されてしまった記憶があります。

 

細かいところは覚えていないのだけど、

その頃も母の買い物には連れ回されていた記憶があり、

そのサンダルは母が欲しがっていたものと

私の中では思っていた気がします。

 

だけどあっさりと交換されてしまい

ひどく落胆した感情だけが記憶に残っています。

 

でも、そのサンダルのデザインはしっかりと

覚えています。

 

お金もあって何でも買える人なので

その後、大人になってからは

一緒に買い物に行った時に

欲しそうにしたものを買ったり、

買おうと思ってサイズや色が切れていたものを

購入して渡したり

ご飯を食べておごったり

 

後は花が多かったかな・・・

 

でも、本当に何か言われるからの形だけ・・・

 

で、今年は滑り止めの付いた靴下

 

本当に立つ力も弱くなり

靴下だけだと足が流れそうになるので

滑り止めの付いた靴下を探していたのだけど

なかなか見つからなかったのです。

 

なんと言っても買い物も母と一緒の時にしか

行ってないのであちらこちらを

ぶらぶら探すと言うことが出来ず

母のお供で行ったデパートで聞いてもないのでした。

 

先月の嘘っこ仕事の日に

余りに身体が痛いのでマッサージに行った先の

近くにある靴下やさんで

滑り止め加工をしてくれるというので

数足購入してお願いしました。

 

それがちょうど母の日の少し前にできたものだから

「はい、母の日のプレゼント」と

渡したのでした。

 

母のひと言目

「母の日のプレゼントに靴下かいな」

 

「滑り止め探してたけど無かったから

加工してもらってんよ」

 

というと

 

「これから夏やのになんか分厚い靴下やな」

 

もうそこまででげっそりです。

 

だってその日までまだモヘヤだのウールだのの入った

靴下をはいているので

普通の綿の靴下を選んだつもりだったのです。

 

結果的には今、喜んで履いていますが

なんなんでしょうね・・・

 

7月は母の誕生日ですが

もういいかな?