ちっちゃいことだけど | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

木曜日は母の歯科大受診日だった

他の通院は2~3ヶ月に1度なんだけど
歯科大は最近2週に1度くらいが
続いています

昨年の今ごろは母が突発性難聴を発症して
近所の耳鼻科から大学病院へ紹介され
検査してもらい
そのあと1日おきで点滴に通っていました

もう聴力は戻らないとなって
治療は打ち切りとなり
その前からぐずぐず言っていた部分入れ歯の
不具合で
二軒ほど歯科医巡りをした後
知り合いに紹介されて歯科大に行くことになりました

予約の45分ほど前には家を出ます
終わってお昼を食べて
帰宅は夕方です

1度たりとも通院が面倒とか
しんどいとか文句を言ったことはありません

何かの予定を入れるときも
母の通院は最優先です

たまには母は
申し訳ないと思っているのか
「もう慣れたし、タクシーでやったら
一人で来れるなぁ」
と、その気も無いのに言います

どうやって、広い病院の計算窓口に並び
番号を確認して支払機で支払ったりが
できるというのでしょう

どうして素直に
「ありがとう~」って
言えないんでしょうね~

で、その木曜日のこと
歯科大の駐車場は回転式の立駐で、
車を乗せる台がとても狭くなっていて
おまけに曲がって入っていくので
なかなか1度ではまっすぐに載せられなくて
苦労しています

さすがに慣れてきたのと
前に一台入れている車があったので
ゆっくりと狙いを定めて
曲がって入っていくと
切り返さずに載せられた~

内心、やった~、2度目かな?
なーんて思ってると

横から母が
「やっと1回で載せられたな」
と言いました

うーん、言葉で書くとこれだけのことなんだけど
ニュアンスが違うんです
何か馬鹿にしたような
「下手やな~」の
裏返しのような・・・

私の思い込みかも知れないのですが
もしも言うなら
にこにこマーク(^o^)の付いたような雰囲気で
「上手くいったね~」
みたいに言えないものかと
なんで「やっと」が入るのかと
心のちっちゃい私は
ちっちゃい出来事に
ため息が出るのでした