壮絶blog②から続きます。




無事、三男を出産して、部屋に戻り、三男は色々検査があるので新生児室へ。




私と夫は夕飯が来て一緒に食べてました。

ローストビーフはどうしても苦手でほとんど夫が食べました。




会陰切開せず、胎盤ができらなかったので胎盤を取り出す為に切開?してその部分を縫合してくれたのは憶えてて。


だから長男と次男の時は会陰切開してその傷が本当にキツかったから穴開き円座がないと座れなかったし、歩くのも横に股を広げて歩いていたのが、三男の時は全く痛みがなく、ものすごい快適だった。




この時はその胎盤の事を気にもしなかった。

ただ、鏡で見た自分のお腹が、「ここまでへこまなかったっけ?」とは思った。

でも産後6時間くらいだから、こんなもんだったかな?ってこの事も気にしなかった。




夫が帰り、私もベッドに横になろうかな、と思った瞬間、




※ここから先は生々しいです。







子宮からボコボコボコって自分の意志なく出てきた。この表現はまさしくそうなんです。

痛みも何もなく、本当に勝手に。しかもすごい量がとめどなく。

と同時におしっことは違う温かい物も出てきたのも分かったし、産後付けてるオムツ(しかも2枚付け)から漏れたのも分かった。




ヤバい…

咄嗟にナースコールに繋がる内線PHSを取り、慌ててトイレに行くも、足を生温かい物がつたう。



見なくても分かった。



絶対出血だ。



トイレに行ったらパジャマにも足にもものすごい血。茶色のスリッパも出血に染まった。



え?え!?

オムツには胎盤の残りとすぐに分かった。



便座に座りながらナースコールしたらすぐに助産師さんが来てくれました。

夜勤の助産師Cさん。



この助産師Cさんが、のちに私の命の恩人となります。この助産師さんがいなければ私はいなかったと思う。本当に。



助産師Cさん『胎盤の残りですね。こういう事結構あるから、まずは綺麗に拭きますね。』と言いながら足拭いてくれたり、床とかパジャマとか何から何までやってくれました。



ここから細かくなるので多少端折ります。


替えてくれたのに、とめどなく出血。あまりにも止まらないので座るも、この時点で2枚パジャマなど出血で血まみれになりました。


私はというと、その流れゆく血を見て、フラッとしたが、何とかベッドへ。

ベッドには防水シーツが敷いてあって、そこで寝て新しいオムツ、パジャマに着せてもらったのだけど、また1回目と同じ様に横から大量に流れ出ました。


防水シーツが血で真っ赤に。本当に大袈裟じゃなく。

防水シーツを新たに取り替えてくれて、4枚目のオムツ、パジャマの下を替えてもらったのだけど、今度は前から大量の血が漏れた。4枚目のパジャマをつたって。


どうなってるの?何でこんなに…?

暫くして点滴と車椅子持ってきてくれて、ここでは処置できないから先生に診てもらう事になったから処置室に行くと、あれよあれよと車椅子に乗った瞬間に貧血になったのが分かった。

もうフワ〜って気持ち悪くなった。


「ちょっと、無理、ダメだ…」

って言ったのは憶えてて、そしたら車椅子を押す助産師さんが

『大丈夫!分かってるからね!』と思いきり廊下を走って明るい分娩室に入った瞬間、記憶がなくなりました。



その後、何かの夢?を見た後に、私の名前を呼ぶ声、まぶしいくらいの明かり、器具のカチャカチャって音で目覚めて、


『今から点滴しますからね!〇〇さん!大丈夫ですからね!ちょっとチクッとしますよ!』と手や体はテキパキしてるのに私に見せる顔と声は優しく安心させる笑顔だったのは鮮明に憶えてる。


『大丈夫!?分かりますか?』



あぁ、、そうだ、意識飛んだか…


って改めてその時の自分の状態が分かりました。



もう1人の助産師さんと、そっちの手首に点滴入れて!酸素〇〇リットル!!とか聞こえて、左手に点滴、右手に点滴、心電図、酸素マスク、バルーン(ウロガード)、バイタル機械など、あっという間にこんな状態に。


先生も処置してくださって終わって退室。



その時に、私が分娩室に入った瞬間に意識なくなって、大量出血で一時的に、本当に一時的に出血性ショックを起こした事。車椅子からベッドに2人で上げる時にはダラーンとしてた事。

血圧が低下して顔面が真っ白。唇も色がなかった事を聞かされました。


造血剤の点滴と子宮収縮剤飲んで、血圧も安定したらしいです。


大量に出血してしまったから、かなりの貧血状態にあるのと、この後、また出血の可能性があるので、大きい病院に搬送になるか輸血とか色々まだ分からないので…なので、今日はひとまずお部屋に戻らずここで診させてください、との事。



搬送なんて絶対嫌だ。赤ちゃんと離れるのも嫌だし、絶対嫌。と心の中では思ってたけど、その時の私は感情を出せる状態ではなく、頷いたり、ボソボソっと返事する事しか出来なかったから、話を聞いていた。



夫に電話していいですか?と聞いたら、勿論大丈夫ですよ!との事で、夫に電話。



驚いて、驚きすぎて、その時面会時間過ぎていたけど、今から産婦人科来ても大丈夫か助産師さんに聞いたら

『本当はダメだけど、緊急事態だからいいですよ。顔見るくらいなら(無理させられないから)』と。



夫がすぐに来てくれて助産師さんから説明受けて、助けてくださってありがとうございました、と深々と御礼言って…



一晩処置室で過ごしたけど、ちょっと体勢ずらしただけで脈拍高くなったり、やっぱり怖くて…


出産て、本当に命懸けなんだな、って改めて思って…


その時に、私、長男や次男、そして生まれたばかりの三男残して死ねないよ、と思いました。


朝になって、リクライニング起こしただけで脈上がったりしたり、座ってるのにやっぱり少しフワってなっちゃって、何とも言えない気持ち悪さが出て、そうするとバイタルのアラームがなっちゃうんですね。



その度に助産師さんや看護師さんに来てもらうの申し訳なくて…



時々また横にしてもらったりして、少しずつ少しずつ戻してもらいました。


助産師さん達は決して無理はさせず、ゆっくりでいいですからね、と本当に優しくて…


朝ご飯も処置室で食べたのですが、この時ばかりは身体が辛すぎて写真撮れず…


お粥とか玉子スープとか身体にいい物ばかり…


全く空腹ではなく、それどころか喉も渇かない状態でしたが、できるだけ食べて飲んだ方がいいとの事で、頑張って食べました。

そしてお水ちょこちょこ飲みました。



昨日とは違う先生が内診してくださり、ご飯も食べれてバイタルも安定してきたので、午後は個室に戻っていいよ、とOK出ました。



この時に貧血検査の採血したのですが、この時の結果が悪ければ、又、私が食事も水分も摂れなかったり…とかなった場合は連携先の大きな病院に搬送や輸血も視野に入れておいてください、と言われて本当に泣きそうでした。。。




赤ちゃんおいて私1人で大きな病院に行くとか、輸血とか不安すぎて、この話を聞いただけで脈拍上がっちゃって…



貧血酷すぎて、ベッド前に移動してもらった机。

お昼ご飯です。

やはり全部は無理で夫にも食べてもらいました。




おやつ。

抹茶ババロア?




夜ご飯

伊勢海老出たー




夜食。

このクッキーは私が入院時に食べようと思って持ってきました!




続きます。