三男 出産壮絶blog①から続きです。
次男を保育園に送り、産婦人科にチェックイン。
個室予約したけど1日早まったので、ひとまずツイン部屋へ案内されました。
すぐに内診すると
『子宮口2cmくらいの開き具合だけど、柔らかくなってるからお産近付いたら(産まれるの)早いですよ!卵膜破って(人口破水の事らしい)、促進剤打って、今日陣痛起こして今日進めましょうか?』との事。
おしるし出たし、帰ってもまた後日行くのもな…
と思い、次男と全く同じパターンで入院。
先生に処置してもらいお部屋へ。
すぐに助産師さんが来て
『分娩室で陣痛促進剤打つのでお荷物持ってご主人もご一緒に来てもらっていいですか(^-^)?』との事で分娩室へ。
陣痛促進剤打って、まずは30から。
少しずつ上げていくというもの。
次男と同じ分娩室。
懐かしい…
三男を妊娠中は、本当に出産までいけるのか…と不安しかなかったのですが、まさかまた経験できるとは…と感慨深くなりました。
どんどん強くなる陣痛に耐えている時にお昼ご飯登場。
待ってました、とばかりに夫は配膳の方が退室したら『豪華だなぁ、いいなぁ』と見てる(笑)
ご飯狙いの夫に、お腹大きくてお腹空いてない私は、半分こしようか、と言ったものの、私はだんだん便をもよおしてきて何度もトイレと分娩室往復
夫に「食べてていいよ」と言い、トイレで悶える。
さすがに助産師さんも、
助産師A『促進剤の影響かもしれないですねできるだけいきまない様にしてくださいね』と言われましたが、自然に出てくるから大丈夫。
それよりも、トイレの中で促進剤の点滴台持ち込んで陣痛に耐えるのが本当に辛かった…
分娩室からトイレまでの距離、、隣だからさ…5歩で行ける距離を5分かけて移動してました。
トイレから戻る時も何度か陣痛で立ち止まって耐えた程。
助産師さんも夫も心配して付き添ってくれる。。
結局、海老天1尾、生春巻き1個食べただけで限界が来てしまい、夫も私の耐える陣痛にさすがに、『もう下げてもらっていいですか』とお願いして、ここからが夫と私と助産師さんのチームプレー。
本陣痛ピーク。痛くて痛くて仕方ない。
「痛いー…うー…私、死ぬんじゃないか…」と何度も言ってたらしい。
でも、陣痛の痛み逃しは本当にきついのですよ。
この時の心境は本当に無理!耐えられない…もう絶対これで最後の出産にする!って思うんだけど、産後3日目の今日には忘れてるんだよなぁ不思議。
私は無痛や和痛は絶対にしない派だったのですが、この時は本当に無理で、助産師さんから、
助産師A『和痛、やってみる(´・_・`)?少し和らぐよ?』
「やわらぐって?この痛みが半減する感じですか?」
助産師A『いや、痛みが和らぐというよりは、フワ〜と眠くなる感じです』
痛みを和らいでくれないのか…
眠くなるだけなんて、本陣痛の波が来たらその痛みにまた耐えなきゃいけないんでしょ?って思いながら和痛にしようか考える。
どうしよう、和痛にしようか、と迷ってるうちに本陣痛の痛みピークを5回くらい繰り返してまして…
「今から無痛にできませんか…」と聞いたら
助産師B『…あの、子宮口8.5cmまで開いてるから、間に合わないです処置してる間に確実に生まれますよ』
「じゃあ、和痛打ってください」
助産師さんが慌てて肩に打ってくれる。
けども、
助産師B『和痛は打ってから15分くらいで効いてきますが…もしかしたらその前に生まれるかも…』
と申し訳なさそうに言う
夫も私も「え?!」
でも、もう打ってくれてるし…
この痛みを少しでも何とかしてくれるならもう何でもいいよ!と痛みに耐えてました。
夫にお尻をテニスボールで押してもらってるのに、「そこじゃないよ!もっと上!もっと強く押して!」と注文ばっか…
夫、一生懸命やってくれたのにごめん…
2回押してくれた時に、子宮口全開大になったのが確実にわかりました。
これは長男と次男の出産の時に気付いたんですね。
もう完全に頭が絶対に出てきてるでしょ、って身体がしゃっくり?みたいな、うまく表現できないのですが、とにかくいきむタイミング来た!って思った瞬間だったので、慌てて助産師さんに、
「もう絶対いきませてください!もう10cmですよね?!」と聞くと、
『頭見えてます!3回吸って吐いて繰り返してからいきんで!』
『目開いて!目閉じないで!手前のレバーじゃなくて、こっちのレバー握って!』と色々言われる。
目は意識して頑張って開いていきむ!
3回目だったかな?いきんだのに出てこなくて、助産師さんに
『休憩しよう!』と言われたのですが、また波が来てこの痛みに耐えられない!と思って休憩無理!って思っていきんじゃったんですね。
そしたら生まれた!
顔が見えた!
赤ちゃん泣いたはずなんだけど、股の所から赤ちゃんの顔しか見えず、
「え?!泣いた?!」と咄嗟に口から出て、
『泣いてますよ!大丈夫!今拭いてますからね!おめでとう!元気な男の子!よく頑張りました!早かったね!!』と助産師さんから言われて…
私も感極まって三男の決まってる名前を口に出してました。
助産師Aさんが三男を綺麗にしてタオルでくるまらせて『ご主人、1番最初に抱っこしますか(^-^)?』と抱っこさせてもらって写真撮ってもらってました。
で、次が体重測定。
めちゃくちゃ小顔なのに体重は3人の中で1番大きい!3016gでした!
またまだ2時間半のスピード出産。
泣き声が女の子みたいで本当に可愛い可愛い三男。
やっと会えた…
前駆陣痛来るまで胎動があるか?とか元気かな?とか本当に本当に不安だったけど、私のお腹から出てきてこの世に誕生して泣き声聞いたら、安心してぶわぁーってなった…
頑張ってくれてありがとう。
これからはママだけでなく、お兄ちゃん達と、パパ、沢山の人に愛されていくんだよ
続きます。