ダウン症の3番目が小4の時、
担任の先生から
『長男くん生徒会の副会長に、立候補すると言っているのですが、お母さんどうしますか?』と言われた。
『書記とかもあるのですが、副会長をしたいと言ってます。』との事
副会長は次期6年生の5年生が、立候補するものだし
勝敗は分からない。
思わず「辞めます』と言いそうになった。
でも、
私は「どんな仕事をするのですか?』と聞いた
朝会の司会やポスターや新聞の作成など
できない事は先生が手伝ってくれるとのこと。
『そか、無理な事はしなくていいんだ』と少し安心したがやっぱり不安があった。
でも、
まず「子供がしたい」という気持ちを大切にしたかった。
立候補して努力する事が大事だと思い
「挑戦させて下さい」と伝えた。


結果…
3番目は立候補し副会長に当選した。
私は、この時自分をすごくダメな親だと思った。
もう少しで子供の可能性を潰すところだった
『この子には無理
ダウン症だからそんな事できるはずない』って決めつけた。
でも長男は1人で努力した。
年上の子を押し退けて当選する事ができた
子供は自分で何とかする力を持っている。
この時、私が彼に必要以上の事をしていれば
彼の育ちを邪魔しかねなかった。

子供を信じて見守る事が1番大切だと3番目に教えられた出来事…。

この事があり
何事も
初めからあかんって決めつけて諦めるよりも
努力してダメなら諦められるし
それは、神様が『辞めろ』って言ってるんだろうと思えるし
もし成功したなら
『神様がやりなさい』って言ってるんだと思うようになった。

長男のこのエピソード
自分の人生の中でとても大きな出来事で
自分の人生観というか… 
何かが変わった

何事もまずは行動しないといけないって
思えるようになった