♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
自分辞典アドバイザーHaluhです
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
~准看護師を目指して!~

この歳でまた勉強するとは思わなかった…滝汗
21歳の時からママになって子育ても家事も
長男の療育で何年間も必死にママをしていたので
子供以外の事で外に出かけるのは少し罪悪感があった。ショボーン


朝8時前に子供を学校の送迎バスに乗せ
そこから看護学校に行き90分授業を毎日3コマ
14時30分に終わり
15時に子供のバスのお迎え(実習中は元旦那にお任せ)
時々放課後に、友達に勉強を教えてもらいテスト対策
帰宅後洗濯物を取り入れ片付け、夕食の準備
18時に夕食 後片付け
19時子供をお風呂に入れて洗濯をして
21時勉強
0時就寝(実習中は4時ころまで眠れない日も)

久しぶりの勉強で専門用語が多くて
先生が何言ってるのか意味不明???
授業日数は落とせない!
単位落とせない!
赤点とって再試する気力なんて絶対無い!
いつも気が張って、心の安らぐ暇がなかった

長男の療育園では母子通園が基本で週何日かは
母親が行かなければならなかった
しかし、看護学校では欠席なんか絶対許されない
子供の療育園の先生から 
「学校の授業を休んで子供のために来てください」と言われた。
授業をサボれと言ってくる療育園の先生の発言が、
どうしても納得出来なかった
放課後に残り友達と勉強している事にも
『学生気分』と言われた

私は子供の為に頑張っているのに
資格を取るために必死なだけなのに 
私が学生気分で遊んでいるように思っている発言や
「看護学校は休んでもいい、以前通っていたお母さんが居たけど休んで来ていた」という先生からの発言があり
どうして分かってくれないのだろうと悔しかった

そして
看護学生になって子供達に寂しい思いをさせていることに罪悪感が常にあった。
実習中 …
よく次女が 『ママ一緒寝て』と寂しそうな顔で
私が勉強をしている部屋にやって来た
追い立てられていた私は、よく怒鳴ってしまっていた
「ママ勉強しよるからあかん!ムカムカ』と
泣きながら寝室に帰って行くのがかわいそうで
次女を膝に抱き勉強する事もあった。
金曜日、実習が終わり
 白衣を着替える時にいつも思ったのが
『やっと子供を抱きしめて眠れる!』
この時が1番幸せを感じた
子供に迷惑をかけ 周りから批判されても
2年間やり遂げ
准看護師の資格試験を合格した。

さて…
ここからまた人生の転機
このまま正看護師の学校に進むのか
1年働きお金を貯めてから進むのか
悩んだ…
 
私はとりあえず学校の試験を受けてみよう!と思った
私が進むべきでは無いのなら試験に落ちるだろうと
結果はお祝い合格合格キラキラ

進んで良いのだと思った
でも…
ここで次女が怒った…

『ママはいつになったら側に居ってくれるん?!
弟が産まれて
ママはずっと付き添いで病院に行って
私と姉ちゃんは、ばあちゃんにずっと預けられとった!
それも落ち着いて、
やっと一緒居ってくれるって思ったら
学校行くしッ!学校や行かんといて!』と泣きながら言ってきた…
『ごめん』としか言えなかった
学校に行くのは私のわがままかもしれない
でも、『子供のため私は絶対看護師になるんだ!』
と2年間必死に頑張ってきた
その裏でこの子がこんなに寂しがっていた
私は進むべきでは無いのだろうか…
でも、結局子供には申し訳ないけれど
学校に行く事を決めた。
子供達の将来のために!

そこから3年間准看護師として病院で働きつつ
学校に週3日通った…
専門性が深まり更に勉強は難しくなった

この経験を通して1つ気付いた事があった
今までの私は子供達のママという存在で
○○(長女・次女)ちゃんママ、○○くん(長男)ママと言われていた。
コミュニティはママ友が中心で
会話の内容も子育ての話し、子供の将来の話し、
旦那の悪口がほとんど
しかし、准看護師になり世界がガラッと変わった
医療従事者と関わる中で違うコミュニティを知って
看護の勉強を学び根拠を踏まえて理論的に考え相手に伝える事も学んだ
ママの私だけでは経験出来ない世界
何が悪くて何が良いという問題では無くて
世界が広がった

人として成長できた5年間だと思えた

子供に支えられ やっと手にできた
【看護師資格】

今、
長女は私と同じ道に進み看護学生
次女は管理栄養士なるため大学に通っている

昔は寂しかったと思うけど
あの時、皆が頑張ってくれたから
今、自分の進みたい道に進めてるんだよと
子供達も今になり分かってくれた。

LA VIE EN ROSE 🌹