河北新報より


仙台七夕花火祭 東北大の敷地内へ打ち上げ場所変更



 仙台青年会議所(JC)は25日、仙台市青葉区の西公園付近一帯で8月5日に開催する第45回仙台七夕花火祭の開催概要を発表した。地下鉄東西線工事に伴い、ことしは打ち上げ場所を従来の広瀬川河川敷から、約400メートル南西の東北大百周年記念会館敷地内に変更。昨年と同じ1万6000発を打ち上げる。

 ことしのテーマは「結ぶ~想(おも)いをつなぎしあわせな未来へ~」。仙台JCの活動方針にちなんだ「智」「仁」「勇」の3部構成で仙台七夕まつり(8月6~8日)の前夜祭を盛り上げる。

 開催時間は正午~午後9時半で、花火の打ち上げは午後7時~8時半。新たに仲ノ瀬緑地運動広場に有料観覧席を設け、仙台二高グラウンドも無料観覧用に開放する。

 納庄雅英理事長は「東北大のご理解で、打ち上げ場所を確保できた。安全対策に万全を期したい」と話した。

 打ち上げ場所変更による警備範囲拡大などで、例年5000万円前後の開催経費が、9000万円程度になると見込まれ、仙台市中心部での街頭募金や協賛金への市民、企業の協力を求めている。

 祭り運営を手伝う市民ボランティアも募集中。連絡先は仙台JC 022(222)9788。

2014年06月26日木曜日