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それにしても、当時なぜ若者はそれほどまでキムタクに引かれたのでしょうか。
皆が口をそろえて言う、呪文のような「カッコイイ」という言葉。
そこには色気や男らしさ、ワイルド、真面目……など、さまざまな意味が含まれています。
女性に人気があるから、モテたいから、キムタクになりたい……のではなく、「木村拓哉そのものにあこがれていたし、木村拓哉が演じる役にもあこがれていた」というのが当時の心境の正体だったのではないかと、筆者は思います。
木村拓哉には、役と本人との間に「境界線」がありません。
「ドラマ」と本人は別のもので、あくまで役を演じているだけなのに、それでもなぜか木村拓哉自身の存在もテレビの中の役柄に投影してしまうのです。