メインストーリを終え、サイドケースも、フレンドイベントも終えて
もう一度、メインストーリがどういうものだったのかを振り返ってみて
一本の映画のような、ワンクールのドラマのような、そんな感じがしたゲームでした
八神君が弁護士から探偵っていうのも、なんか木村君にピッタリな感じだったし
ガールフレンドイベントがあったとはいえ、メインストーリは非常に難しい重いテーマを取り扱っていて
頭ではわかっていても、そんな夢のような薬が本当に開発できたら、その想いに引きずられていく気持ちもわからなくないなって
なんだかそんな気持ちになりました
認知症という、今後、ゲームと同じような問題が起こりうる世の中で、厚労省であったり、警察上層部であったり、検察であったり
様々な権力をもっている、私たちが暮らしているこの国を動かすことができる人たちが
自分たちの私利私欲のためだけに、行動を起こしていたとしたら、様々な問題がうやむやにされているとすれば
ゲームがクリアできた!面白かっただけではすまされない現実を突きつけられたよう思います
八神君だったり、源田先生だったり、八神君のお父さんだったり、様々な人が、その人なりの言葉で、メッセージを伝えてくれていて
何度か、胸が詰まる場面がありました
死神の遺言
誰からの遺言であったのかは結局最後まで分からずじまいでしたが(^^;
犠牲になった多くの人々から、殺人現場に残されていた無念のメッセージと
それぞれの方々が生きてきた証を、その想いを伝える、何かを残してくれていたことを
そのひとつひとつを、八神探偵が、丁寧に拾い集めて、事件の解決と同時に、示してくれたように思います
たとえそれが間違っていたとしても、たとえそれが悪だとしても、悪には悪の真実があり、悪には悪の善があることも
同時に知らされたように思いました
探偵 八神隆之に、また会いたいと思います。