離婚してから、仕事が休みの日に、弁護士事務所に向かった。
法テラスの審査が通ったということで、本契約やら、書類に記入などもあったからだ。
弁護士さんと軽く挨拶をして、話し合いに入った。
「今回は慰謝料の請求と養育費の請求でよろしいですか?」
『はい。慰謝料はとれるだけとりたいですねー。』
「そうですねぇ。不貞からの不倫だと、最高でとれて300万くらいですね。まぁ僕やったら、500万くらい請求して、とれるだけとりたいですけど、法外な金額請求するといろいろややこしくなりそうですからねぇ。」
『そうですよねぇ、、、。これって女だけからとれたりします?元旦那は働いてないし、どうやっても払えないと思うんですけど、、、。』
「まぁでも慰謝料は2人の共同債務なんで、女から払ったとしても、あとで女がNさんに請求することはあると思います。」
『そうなりますよね。これは2人ともに請求するんですか?』
「はい。通知書はどっちにも送ります。女は住民票を請求して、家の場所は調べました!家も日中はだれかいるようでしたし、、、。」
『あー、それたぶん実家ですね。今たぶん一人暮らししたばっかで、住民票うつしてないのかもしれないです。Nは、今その女の家にいるんで。』
「そうなんですね。女の方は実家に住民票があるので、そちらに通知書送らせていただきますね。Nさんの方はどうしましょう?居場所聞いたら教えてくれそうですか?」
『逃げも隠れもしないって言ってたんで、教えてくれると思いますよ笑 仕事してないんで、日中電話したらでてくれると思います。』
「わかりました。では、とりあえず通知書の方は、300万で作りますね。養育費はどうしますか?」
『5万でって言ってたんで、月5万でいきたいと思います。』
「わかりました。そちらの方も電話で聞いてみます。養育費は公正証書にしますか?」
『はい。できるならしたいです。』
「費用もかかりますが、その費用はこちらが負担するということでいいですかね?」
『そんなにかからないですよね?Nも払うとは思えないので。』
「わかりました。そしたら、そのように進めさせていただきます。」
短い時間だったが、大体言いたい事は言えたはずだ。
女はまだ実家から住民票を変えてないのか、、、。
もしかして、実家はバレているのは知っていたけど、引っ越せばバレない、逃げれるとでも思ったのかな?
こんなタイミングで一人暮らしをするとか。
もう元旦那と一緒になることを考えてたとしか思えない。
女も元旦那と同じ職場だったので、大体どのくらい稼いでるかは想像できる。
実家をでて、一人暮らしをして、Nを囲い込んでも余裕があるくらいは稼いでいる。
逃げれればの話だけどね。
仕事もしない、家事もしない、女遊びもやめれない、そんなNでいいなら、こっちからのしつけて渡してあげるよ。
でもね、こうなったからにはキッチリとけじめをつけてあげる。
あなたがNと不倫してたときに、言ってたようにね。
「それなら離婚すれば?」
「離婚して、慰謝料も養育費も払えばいいじゃん」
あなたの望み通りにしてあげるよ。
子供がいる旦那に手をだしてまでしたことに、責任を取ってもらうからね?
だんだん黒い感情が溢れてくる自分にもイヤになった。
こんな気持ちで子育てをするのも、子供にとって悪影響だ。
早く終わらせて、子供の前でスッキリとした笑顔で向き合いたい。
でもそれはなかなか叶わない願いだった。