11月の中旬、弁護士事務所から封筒が届いた。
示談書のコピーだ。
内容は前に話していたとおり、11月末までに250万を一括で指定口座に振り込むこと、期日までに振り込まなければ、50万をプラスした300万を一括で次の月に支払うようにというような内容だった。
示談書の最後には、元旦那の住所と名前とハンコ、女の住所と名前とハンコが押してあった。
住所が一緒なことに嫌悪感を抱いたが、まぁ一緒に住んでいるので当たり前のことか、、、と思いつつ、示談書を読んでいた。
示談書のコピーは郵送する前にくるのかと思っていたけど、もうすでに示談が成立したあとの示談書だった。
弁護士さんも動くのは早いなぁと感心しながらも、次のステップに進まないといけない。
そう思っていたころに、弁護士さんから電話があった。
「もしもしハルさん、こんにちわ!」
『示談書の方、届きました!あとは振り込まれるのを待つだけですよね?』
「そうです!慰謝料は振り込まれたあと、一旦こちらでお預かりする形で大丈夫ですか?」
『はい!そうしてください!今回かかった費用とか差っ引いて、こっちに振り込みってなるんですよね?』
「そうですねぇ。慰謝料が振り込まれたあと、また法テラスの方から書類が届くと思います。それを確認してもらっていいですか?」
『わかりました!養育費の方は何か連絡ありました?』
「Nさんからはなんの連絡もないですねぇ。また連絡があったらこちらから連絡します。」
『わかりました!あと、そういえば児童手当とかの手続きおわったので、元旦那の通帳とか返したいんですが、どうしたらいいですか?』
「またこちらの方にもってきてもらえれば、Nさんにお返ししときます。」
『わかりました!お願いします!』
先に元旦那に送った通知書には、養育費のことも書いてあったはずだ。
慰謝料のことで、二人とも精一杯になっているのだろうか。
こちら的には、早く2つとも終わらせたいのに。
そんな時分に、元旦那の家族から連絡が入った。
元旦那が仕事を始めたみたいだと。
でも本格的な仕事ではなく、週に3回ほどいく夜のバイトらしい。
小遣い稼ぎ?
そんなのじゃ、子供の養育費なんてとてもじゃないけど払えない。
なんでこんなにも時間があるのに、この人は仕事をちゃんとしないのだろうか。
離婚してから1ヶ月は経ったけど、仕事をやめてからは3ヶ月が経とうとしている。
実際は有給を消化したから、2ヶ月くらいしか経ってないけど。
こんな男で、女はそれでもいいのだろうか、、、。
まぁ元旦那が仕事をしなくても、暮らせるくらいは稼いでるだろうけど、慰謝料は一体どこからでたんだろう、、、。
そう考えていたところに、知り合いから連絡が入った。