よいこカード
なるものを持つ息子。
まぁ学校の先生とのやり取りをする、言わば連絡帳のような物。
忘れ物チェックや、日々の宿題である音読の読みましたサイン、3行日記も書ける、優れものな『よいこカード』
その連絡欄のところに、赤ペンでビッシリ(3日分はつぶれていた)先生からメッセージが書いてあった。
えっ……❔なにやらかした❔❔
やらかしたら、電話がかかってくるだろうし、宿題の字が汚すぎて読めません❔とか書いてあるのかと思いきや。
冬休みの宿題の硬筆がクラスで1番の出来で、クラス選考の為、毎日硬筆を書いて提出をお願いします。という内容だった。
え❔よそのお子さんじゃなくてうちの子が❔❔
というのも、息子の字はとにかく汚くて、誤字脱字だらけで、消ゴムでキレイに消さないうちに次を書くから、常にノートはぐちゃぐちゃ。真っ黒。
ねぇ❔なぞったでしょ❔❔
と疑うも、それはない❕とお姉ちゃん。
そうなのか。
嬉しくて涙が出ました。
汚い字で注意される事はあっても、絶対に褒められる事はない。とずーっと思っていたので。
気を良くした息子は
オレ、毎日頑張って書くけん✨
っと珍しくヤル気。
お友達と遊ぶ約束があるから、帰って書くね!と元気に出て行きました。
その直後に見た今日の漢字の宿題。
他にもお見せするには恥ずかしい創作漢字が多数……
挙げ句
遊びから帰ってきた息子は
な~んで、俺が硬筆書かないかんとよ~❕
完全にヤル気をどこかで落っことしてきたようです……。
あぁ、私の嬉し涙を返しておくれ。
この後、誤字脱字だらけの宿題のやり直しと硬筆を書く戦いが待っておりました。