思い出したよ

私は「本」に救われて

今ここにいることを


小学生のときから始まって

ずっと

力になってくれている


呼吸するように

身近にあるから

すっかり忘れていたよ


いつもそばにいてくれて

ありがとう


書架を巡るのは

まるで懐かしい友人に

会うようで

お気に入りの一文を

読んでは戻し

また読んでは……を

くり返し


少し疲れて

でも満足もして

帰るのです