なんだかなぁ。 -62ページ目

激動

みなさまステキなクリスマスを過ごされましたか~?

我が家のクリスマスをご報告したかったのですが

みなさまの楽しい雰囲気をブチ壊すのも気が引けまして

25日が過ぎるのをじ~~~っと待っておりましたw


さぁ今回も気が遠くなるくらい長いですよん。

あまりお時間ない方、読後にドンヨリしたくない方は

回れ右でお引き取りいただくのが賢明です(笑)




うちにクリスチャンはいない。

我が家は仏教、実家は神社神道、構成員は無宗教と、クリスマスなんて必要ない。

けど楽しい行事だから「うちは仏教です!」と頑なに拒絶するほど毛嫌いしてるわけでなし

子供がいるから「お祭りごと」として日常と若干の差別化は図ってきた。

パーティーと呼べる程でもないけれど、普段の食卓とは違う「特別な雰囲気」と

子供へのプレゼントは欠かさなかった。

サンタの存在は幼少期から「ファンタジー」と教えてきたけれどw



中学2年生の愚息は、数年前から感情をあまり表に出さなくなり

(と言ってもお笑い番組で大爆笑したり、イライラしてモノに当たったりもするのよ~)

我が家のクリスマス会も、嬉しいのか退屈なのか、楽しいのか面倒なのか

イマイチ手応えのない状況が続き、プレゼントもいつしか現金支給・・・。

なんだか味気ないけれど、自分の中学時代の遠い記憶を呼び起こし、照らし合わせて

「これも成長の過程、親の意向を押し付け自己満足してはいけない」

と考えた結果でゴザイマス。


そんな昨年までと打って変わり、今年の愚息は1週間以上前から

 『なぁお母さん、今年のクリスマスは何作るん?』

 『楽しみやなぁ~❤』

なんてセリフを何度も何度も吐く。

え、マジか。今年はもう普通にカレーとか思ってたけど・・・ダメ?

なんて言えるわけもなく、まぁあと何回こんなクリスマス過ごせるかわからないし

しょうがねぇ、いっちょ頑張るか!

イヴはダンナが忘年会で遅くなるので今年の我が家のクリスマス会は23日に決定。

あまりお金は掛けられないので、安上がりで見栄えが良くて

クリスマスっぽいメニューをひたすら考える。

 ・ローストチキン

 ・ライスコロッケ

 ・ポットパイ シチュー

 ・マルゲリータ ピザ

 ・スパゲティ ボロネーゼ

 ・生ハムとチーズ盛り合わせ

 ・ポテサラ&グリーンサラダ

 ・ホールケーキ

 ・シャンパン、ビール、カクテル、ソフトドリンク数種

恐ろしく高カロリーだが特別な日だもん・・・いいよね(汗)


直前まで何だかんだでバタバタして、当日の朝になって買い出しに東奔西走するハメに。

しかしながら綿密に計画だけは練ってあったのでスムーズに運び

休日の朝から夕方までキッチンに立ちんぼで格闘。

腰痛持ちのなみだには本当にきつくてつらい時間だった。

出来が悪い子ほど可愛いって言うじゃないか。

出来の悪さならうちの愚息は誰にも負けないぞっ。

世界で一番大切で可愛いバカ息子。

あんたのために今日は休日返上で母ちゃん頑張るべ~~~w


そんなこんなで出来上がった大量の料理たちを

愚息の意向どおりリビングに出した3つの折りたたみテーブルにドド~ンと並べ

ドリンクグラスとシャンパングラス、カトラリーも美しくセッティング。

さすがに普段は家畜の餌のごとくむさぼり食らうだけのダンナも

 『食べる前に写真だけ撮らせて~』

などと言い出す始末。

おさーんも多少は嬉しいんだな、と意外な展開に気を良くし

頑張って良かったなぁと腰の痛みもしばし忘れそう。


安物のシャンパンで乾杯してチキンに食らいつく男ども。

うまいうまいと大絶賛。

これマジめちゃうまだったのよ。

ポットパイを前に「どうやって食うんだ」と目線が泳ぐおさーん。

平然とパイを崩して食す愚息。

普段は何を食うのも10分で、食事が済めばサッサと自室へこもるダンナも

今夜はケーキもあるし、リビングだし、テレビもついてるし

食後も少しくらい談笑するのだろうと思っていた。


気分が乗ると話が長くなるダンナなので

乗って来ちゃったら手持ち無沙汰だからとお茶菓子も数種用意していた。

食事が済み、ケーキをカットして取り分け

コーヒー紅茶など淹れて、さぁこれから普段の我が家に皆無な「一家団欒♪」



と思いきや。



息子はネトゲで待ち合わせしてるからとPC前に移動。

とっととゲーム始める始末。

ダンナは大好きなaikoコミュの掲示板に料理の写真をUPでもしていたのか

コメ返しに大変お忙しいご様子。

ケーキ食べる手も止まったまま無心にケータイをいじってた。

少し悲しくなった。

 『先にケーキたべちゃえば~?』

と笑いながら言ってみたけど生返事していて手は動かない。

誰も見ていないテレビがひとりで何かを喋っていた。

思い出したようにその画面に視線を落としたなみだ、その内容についてひとこと感想を述べ

家族に同意を求めてみること数回。

誰の返事もない。

ひとりはPC、ひとりはケータイ。

みんな家族より赤の他人が大切らしい。

休日の朝からひとり走り回って準備した者へのねぎらいの言葉すらない。

動物のように貪り食って腹が満ちればそれでいいらしい。


やってられない。


日常の憤懣やるかたない思いが一気によみがえる。

この日のことだけなら大して腹も立たなかったかも知れない。

ちょっぴりガッカリしただけで済んだかも知れない。

けど普段じっと耐えてきたなみだには、この日のこの出来事は大き過ぎた。

ずっとずっと溜め込んできた火山のように感情が大噴火した。


 『誰も答えへんし。あたし一人で喋ってアホみたい。変な家族・・・。』

とつぶやいて席を立ち、食器をシンクへ運んでいると、取ってつけたように背後から

 『ケーキもうまいやん』

などと脳天気な声が飛んできたが、火に油を注ぐだけ。

大量の食器を下げるためキッチンとリビングを何度か往復する間

ダンナの手からケータイが離れることはなかった。



ケータイには因縁がある。

5年ほど前、息子が所属していた少年サッカーチームで学年の世話役をしていて

おびただしい数のメール連絡に辟易していたなみだ。

深夜でも早朝でもガンガン届くメールに即座に対応しないと

上のうるさ方からソッコー「○○についての連絡網は回ってますか?」と

確認(いやがらせ?)の連絡があるので、メールの即レスには神経質になっていた。

家族で出かけていても、食事をしていても容赦ない。

ダンナに事情は説明していた。

協力はしてくれないけど理解してくれていると思っていた。

けれどそれは甘かった。

ある日の外食中にダンナがブチ切れた。

 『それどうしても今やらなアカンのか!!』


当時のダンナはケータイに全く興味がなく必要性も感じてなかった。

学校だってサッカーだって何ひとつ一切関わらないダンナには

この異様な状況を理解できなかったのだろう。

必要だからやってるに決まってる。

なみだだって食事くらい落ち着いて楽しみたいに決まってる。

なみだは友達とふざけたメールやりとりしてるんじゃない。

息子のために踏ん張ってる・・・アンタの子でもあるんだよ!

文句あるならアンタが自分で全部やってみな!!


と叫びたかったけど、なみだが謝って場を取り繕った。

まだ幼い息子が両親の様子を不安げに見詰めていたから。



今のダンナは食事・トイレ・お風呂以外は自室にこもり

その大半をテレビつけっぱなしでケータイを握って過ごしている。

あの時あれだけのことを言っておいて

ひとりで必死に頑張ってたなみだを追い込んでおいて

今なみだの前でそれだけケータイいじってられる神経がわからない。

何度か指摘したけど一切無視して・・・家族よりケータイが大事?

アンタが死んだら棺桶に一番にケータイ入れてやんよ!!

ダンナを罵倒する言葉が苦もなくスラスラ出て来るさまは立て板に水のごとく。

言えたらどんなに楽だろう。

言ったらどんな顔するだろう。

言ったら終わりなんだろうか。

もういっそ言って終わりにしてやろうか。


もうひとりの自分は必死に止めようとする。

息子が楽しみにしていた今夜は耐えろ!

このまま耐え切れば息子の楽しかった思い出の一つになる!

今までだってそうして来たじゃない。

今夜だってきっと耐えられるはず。

なみだならできる!


何度も何度も心で叫んだけれど、堰を切ったように溢れた涙は止まることを許さず

やがて嗚咽となり、それに刺激されるように感情は更に高ぶり

色んな記憶と感情が入り混じって声を上げての大号泣となった。


ゲンナリした様子でPCをやめて勉強(らしきこと)を始める愚息。

自覚の無いダンナは唖然とするばかり。

 『どうしてん? なに泣いてんねん?』

マヌケとはこういうことを言うのだと思った。

何も答えないなみだを放置してダンナは自室へ引き返した。

たったふたことだけ声かけてそれで終わりらしい。


財布とケータイを持って上着を掴むと玄関へ向かった。

勉強(らしきこと)をしていた愚息が、なみだの背中に

 『どこ行くんw スーパー?』

と呑気に問うたが答えなかった。

何かを察した愚息は切羽詰った声色になり

 『ちょ、どこ行くん!!』

と追いかけてきたが何も答えられないまま玄関を出た。

もう限界だった。


駐車場まで追いかけてきた愚息と、それを追ってきたダンナ。

車に乗り込んだなみだに遠くから何か言ってきたけど聞こえない。

愚息はすぐ隣の駐輪場で自分の自転車を出そうとしていたがダンナが制した。

愚息の動きが一瞬止まったのを確認して車を出した。

行くとこなんてないけど、どうしても家にいたくなかった。

愚息は明日まだ学校あるから、どうせ朝にはあの家に帰るんだけど

でも普段こんなことしないなみだが

ここまでしたって事の意味を少しくらい考えて欲しかった。


予想に反してダンナから電話がウザいほど来たが出なかった。

ケータイが鳴る度に腹が立って、ほどなく電源も切った。

メールは読んだ。

「息子が心配して駐車場で号泣してる。帰っておいで」と。

夜の駐車場で、上着も着ずにワンワン泣いてる息子を想像して少し胸が痛んだが

あいつにも少しお灸を据えないといけない事が山積していた。

母ちゃんが出て行った、もっとこうすれば良かったと少し後悔と反省が欲しかった。

どうせ帰るんだけど。


留守電も1件入っていた。

「ふたりで心配してるから帰っておいで。待ってるで。」

今度は息子だけでなくダンナも心配してることになっていた。

待ってるというキーワードも使っていた。

あのダンナにしちゃ良く出来た方だけど、もはやこれしきの事で心は動かない。



21時すぎから朝5時まで粘って帰った。

家族は寝ていた。

お皿の一枚でも洗ってあれば水に流そうと思ってドアを開けたが

それらはそのままシンクに山と積まれたままだった。

思わず声に出して自嘲的に笑った。

洗ってあるわけないじゃんw

何を期待したのだろう。


炊飯器をセットしてから大量の洗い物をやっつけ、意地でダンナのお弁当を作った。

やることだけはキチンとやっておきたかった。

ケンカするのに不利な材料は少ない方がいい。

この冬休み中には家族会議という名のバトルを吹っ掛ける予定。

これで改善されなければ・・・結論を出すしかない。

一時の感情で言うのではない。

10年以上ずっと浮上しては抑え込んでいた結論。


起きて来たダンナの顔を見ずに「おはよう」と言った。

ダンナも「おはよう」と言って即トイレに逃げた。

愚息を起こして食事をさせ、意地だけで作ったお弁当を持って仕事に向かうダンナに

「行ってらっしゃい」だけは言った。

蚊の鳴くような「行って来ます」が聞こえた気がしたが空耳だったかも知れない。



この夜ダンナは忘年会。

例年なら一度帰宅し、ダッシュでシャワーを浴びて出掛けるのだが

この日は戻らず直接向かったようだった。

ダンナがいない夜、愚息はとても伸び伸びしていて

前夜の反省点や、なみだが出て行った後の様子など話してくれた。

なみだが二度と戻らないのでは?と不安に駆られた彼は

駐車場に泣き崩れて立てなくなり、ダンナに抱きかかえ支えられて帰宅したらしい。

バカ息子よ。

コレを契機に最低限自分の身の回りのことは自分でして下さい。

あなたの愚母は胃痛、偏頭痛、めまいにジンマシンまみれでボロボロです。


でもこの時間でこの件に関する母子間のわだかまりは雲散霧消した。

あとは・・・あの自己中オヤヂとのバトルだ。

現時点で、あの件について何ひとつ聞かれもしないしモチロン謝罪もないが

今までのように、このままうやむやにはしないよ。

首を洗って待ってなさい。


14年以上ずっと静かに耐え忍んできたバカ嫁の反撃が始まる。



この続きはあまり読みたくもないでしょうが、後日もちろん書きます(笑)

ごめんなさいね~。

他にはけぐち無いもんだから(汗)


一家3人それぞれにとって最低のクリスマス・・・でもこれで何かを変える事ができれば

かけがえの無いクリスマスになる気がします。


望み薄ですが。