雉も鳴かずばズビズバー -19ページ目

新作歌舞伎・風の谷のナウシカ、後編(夜の部)をみた。

 

映画版では描かれなかったコミック3巻以降の土鬼篇の初の作品化である。

 

非常に込み入った話なので、それを芝居、しかも歌舞伎でどのように表現するのか興味があった。

が、漫画原作の映像化、舞台化はかくあるべきというお手本のような演出で、素晴らしかった。

 

新作ではなく、古典として残るような芝居を作りたかった、と尾上菊之助は意気込みを語っていたが、その気合がが随所に感じられた。

 

特に、大詰めの墓所のシーンでは、壁一面に表現された墓所の肉塊や、歌舞伎的な解釈による墓所の主とオーマ(巨神兵)の戦いの演出は、圧巻だった。

 

ナウシカ「墓の主よ。お前が光ならば光などいらぬ。いけ!オーマよ」

 

機会があればまたみたいと思う。