旧安田楠雄邸で、私がとても注目してしまったのは凝った照明の数々。
電気配線が見えないようにこだわられています。
どれも美しいと思いませんか?




こだわりぬいて建物を建てたエネルギーとそれを大切に使って残して来られた安田家のエネルギー、そしてそれが人の住まいでなくなってからも更に守って残していこうとする方々のエネルギー…
そのエネルギーがないと良いものは残して行けないし、また、それだけの良いものだから残して行くエネルギーが注がれるのかなぁ…なんて思いました。

旧安田邸を後にしててくてく
森鴎外の住居跡です



そこから、猫の街谷中へ猫を探しててくてく。
でも観光客が多すぎて猫ちゃんたちはあまり現れず…

最終目的地
根津神社に到着~~

つつじと根津神社


根津神社にお参りしたあとは
お楽しみの夕食へ
てくてく歩いて、坂を登って、ようやく旧安田楠雄邸に到着

安田財閥の方が長年住んでおられたお宅が修復公開されているということで行ってみました。
旧安田邸ということですが、初めは豊島園の創始者の実業家藤田好三郎氏がこだわりぬいて建てられたものを安田家が購入され、長年大切に使って来られたものだそうです。
ボランティアの方が沢山おられて、各部屋で説明をしてくださるので建物の歴史や見どころがよく分かります

応接室の洋間

よき大正時代を感じます
そして
サンルームも素敵

次は残月の間という、奥行きある床の間のある和室
端午の節句ということで安田家の五月飾りが飾られていました。

お茶の間から庭を眺める

ゆったりとした贅沢な時間が流れます

お台所はこっそり撮影
天窓があって明るくおしゃれ~~


お二階の客間がまた素敵



この水屋で沢山のお客様をもてなされたのでしょう

つづく
まずは山手線日暮里駅からスタート
初めの目的地
朝倉文夫彫塑館へ

作品の彫像はすべて生きてそこにその生命があるかのような、精巧さと躍動感。

そしてアトリエや住居も拝見できるのですが、その細部にわたる部分までこだわられている美意識というかセンスというか…彫像のみならず空間すべてが芸術でした。
写真は禁止だったので載せれませんが、本当に素晴らしかったです。
4年にわたる修復によって再開館となったそうです。この建物を残そうという熱意に感謝です。

そこから
谷中ぎんざへぶらぶら

スゴい人・人・人
有名なメンチカツを狙うも長蛇の列に断念(涙)
そして、旧安田楠雄邸に向かったのでありました。