お読み頂きありがとうございます。
廣川 真由美です。
先日、久しぶりに着物を着てお出かけをしました。
実は、某着物学院の準教授免許を持っています。
結婚を機に教室を辞めてから、気付けば数年着ずに過ぎていました。
これでは宝の持ち腐れ!
最近度々お香教室にお邪魔しているので、「これを機会に着物を着て出かけよう!」と、久しぶりに着てみたわけです。
週一で数年通った教室ですが、やはりかなり久しぶりだと色々忘れていました。
日々の実践て大事ですね。
着物を着てみると、「やっぱり着物好きだなぁ〜」と思います。
私が着物の教室に通うようになったのは、名古屋でのある方との不思議な出会いからでした。
その方との出会いから、東海地区浴衣コンテストに出場し準グランプリを頂くことができました。
その後、私は病気の治療のために実家のある長野に帰ってきました。
病気の治療中は、体力や体調的に激しく動くことができなかったのですが、「それでも何かしたい!」そう思っていました。
何もしていなかったら、「何もできない、家族に迷惑をかけることしかできない自分」と、どんどん精神的に追い詰められそうでした。
今なら「それでも良いんだよ」と、あの時の自分に言ってあげられますが、あの時は、「副作用に負けない普通な自分」でいることに必死でした。
薬の副作用でも鬱になるケースがあったので、そうならないためにも、何か楽しんでいられることをしたいと思っていました。
そんな時に思い立ったのが着物です。
元々着物や日本文化は好きですし、着物の教室なら、そこまで激しく動かないので通えそうだと思いました。
そこで、名古屋の方から同系列の教室と素敵な先生を紹介して頂き通うようになりました。
治療が終わってからも、そのまま結婚を機に辞めるまで5年ほどお世話になりました。
教室では、発表のモデルをやらせて頂いたり、十二単を着せて頂いたりと、とても貴重な経験をさせて頂きました。
時々体調が悪く休ませて頂くことや、闘病の苦しさから泣き出してしまうこともありましたが、温かく受け入れて下さった恩師には本当に感謝しています。
着物と出会わせて下さった恩人にも。
着物の教室に通わせて頂き本当に良かったと思っています。
このような経験からも私は、
「停滞期にも必ず光はあるのだ」
と確信しています。
仕事も辞めて、大好きな場所から離れ、思うように動けなかったあの時。
それは自分にとって八方塞がりの状況でした。
でも、真っ暗なその時だからこそ光が見え、行動したからこそ今に繋がったのだと思います。
お陰で今も着物を楽しむことができ、和の文化が益々好きなこの頃は、今後も色々繋がっていきそうな予感がして楽しみです。
停滞期だと感じる時にも、必ずあなたにとっての光はある。
それは、ただ絵を描くことでも、日記を書くことでも、詩を書くことでも、歌を唄うことでも、何でも良い。
規模なんて関係なく、その時の自分にとって、心が安らぐこと、ワクワクすることをするだけで良い。
それだけであなたの波動がプラスの方向に変わりますし、いつか何かのきっかけになったり繋がったりします。
いつでも、その時から始められることはある。
あなたがワクワクすることは何ですか?
「光を見つけられる気がしない」「何がしたいかわからない」という方は、ヒーリングでもお手伝いさせて下さいね。
必要があれば、その方の得意なこと、魂が喜ぶヒントもセッションでお伝えしています。
久しぶりに着物を楽しんだ日。
上村松園さんの絵画展も見に行きました。
絵画を見るのも好きです。
長野市の水野美術館は、着物で入館すると入館料半額。
この日は善光寺近くのカフェでも着物割をして頂きました♪
着物を着ると気が引き締まりますし、嬉しいこともたくさんです。
やっぱり、着られるようになって良かった♪