夫とひどい喧嘩をしました。
私は日ごろから不満がからだの中に溜まっていてうまく消化しきれていなかったため、
夫への態度がきつくなっていて、思いやりを持てなくなっていました。
私から酷いことを言ってしまい言い争いになったのだけど、謝る気持ちがまったく起きなかったんです。
さらに、その態度や言葉を咎められると消化しきれず溜まっていた不満に火が点きお腹の中で煮え立った。
下腹辺りから凄まじく燃え盛るエネルギーが髪の毛の先まで包み込んで
まるで炎の中にいるみたいに怒りの感情が熱く燃え盛り、
後から後から夫への不満の言葉が出て来て止まらない。
お腹から上に上にと、熱い怒りのエネルギーが立ち上り、
下半身はそのまま、顔や肩、頭、胸がいぶされるように熱くなる。
アーユルヴェーダの考えでは、
食べた物だけでなく、感情もうまく消化できないと毒素として体の中に蓄積されるそうです。
消化する働きをアグニと呼ぶのですが、アグニは火のエネルギーです。
たべたものだけでなく、感情もアグニで消化するのですが、
火加減を丁度良く保っていないと感情が揺さぶられ不安定になり、
身体も心も消化不良になると言われます。
喧嘩真っ最中のあの身体の熱さを思い出しました。
あの時の私は相当な強火設定でした。中華鍋をふるう位の火加減です。
身体の中に感じたのは確かに炎の熱さでした。ほんとに火だよ・・・・
火加減の調整は感情が手綱を握っているようです。
エゴ(自我)が優位になると炎は天にまで上る程燃え盛るけど
それでは余計なものまで焦がしてしまうことになりかねないのでしょうね・・・。
上手く怒り以外の発散のさせたり、理解し合う歩み寄りなどで丁度良い火加減を保ちたいと思います。
夫にも理不尽なことはちゃんと謝って自分の炎を収めたいと思います。
